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[プロスタッフレポート]前田泰久Vol.57 早春攻略講座~その3・アミ攻略編~

こんにちは、プロスタッフの前田です。
前回に引き続き、苦手な方が多いだろうアミパターンの話です。

かくいう僕も昔はホントに苦手でした。でも要点を理解して、しっかり押さえれば決して難しい釣りではなくなると思います。

 

前回のレポートでアミパターンを難しくしている要素を分析しました。
今回はそのアミパターンで重要な要素や攻略の仕方などを具体的に紹介したいと思います。

①レンジ
まずはルアーをアミが流れるレンジにしっかり合わせてあげる事、つまり「レンジコントロール」が重要です。レンジは日によって変わるので、色々なルアーでバイトの出るレンジを見つける事が最初の一歩です。またアミのレンジは潮位や水温などの要素でも変わるので、バイトが止まった時でもレンジを探りなおすと連発!なんて事もあります。

このレンジを探す時にルアーにウエイトを貼ると、シルエットや使用感を大きく変えずにレンジを下げられるのでオススメです。

詳しくは過去のレポートでも紹介しているのでご参照ください。

②アクション
グリグリ巻くのはNG。あくまで「流す」イメージ、いわゆるドリフトですね。アミに限らず、「流れに乗せてレンジをキープしながら流す」コレがしっかり出来るようになるとシーバス釣りのレベルが一気に上がります。こんな時、今度発売するフルフロウ120SSPのようなセミサスペンドルアーは非常に重宝します。湾奥で使いやすいサイズでSSPモデルが登場してくれないかなぁ?

ただ、シンキングペンシルでコレをやろうとすると、そのシンキングペンシルの「レンジをキープできるリトリーブスピード、もしくは引き抵抗」把握したりと、ある程度使い込む必要が出てきます。ただシンキングペンシルの飛距離は魅力的なんですよね。

③明暗を避ける
「マジ?」って思う人も多いかもしれません(笑)明暗は魚が多く、バイトの出るリトリーブラインも比較的はっきりしているのですが、魚からもアミの帯が見やすかったり、連日叩かれているプレッシャーでバイトゾーンがより狭くなる為、更にシビアなレンジコントロールが要求されます。

僕のオススメは、航路沿いのシャローや河川のメインチャネル周りにあるシャローなどの「ディープに隣接したシャロー」。この時期は近くにディープを控えたシャローの方が魚の回遊が比較的多い、捕食の為にシャローに上がる魚は活性が高い、水深が浅いのでアミのレンジを絞りやすい、こんな理由で明暗より釣りやすいのがオススメの理由です。

③クリア系中心のカラーで
色々試していく中でやはりシルエットのボケるクリア系のほうが反応はイイです。この時期まだ水がクリアなのと、アミの塊自体がシルエットとしてはっきり見えないからだと思います。そんな理由で僕のカラーローテーションは、クリスタルスカルを中心にアピールが必要ならナイトクラウン、ナチュラルに攻めたいならルナイリュージョンを多用しています。

 

④バイトマーカーを活用する
シルエットがはっきり出ないなかで少しでも目立つものがあると魚はかなり興味を示します。バロール90限定カラーのグローやUVのバイトマーカーはこの実績から導入したものです。

あとは昨年のアミパターンで大活躍し、レポートでも公開したティンセル付きフックなんかもバイトマーカーとして役立っている感じです。この威力は絶大ですよ。

 

さて肝心のオススメルアーと使い方ですが、僕がアミパターンとして攻略する場合に必ずBOXに入れているのがこの3つ。

バロール90
ロールを伴うスローピッチテールスライドはアミパターンでも確実にハマります。アミは漂いながら流れているので、アミの流れやすい強い流れを探しやすいのと流れの中でも30センチ以内のレンジキープがしやすく開発しています。比較的浅いレンジをメインに撃つ干潟や河川のシャローでは必携ですよ。

バロール130
ロールメインのアクションのバロール130は飛距離が出るので潮の引かないタイミングでも飛距離を活かしてブレイク際まで届かせる事も出来たり、バロール90に比べレンジも若干深いので荒れ気味の時や逆風時も使い勝手が良いので1本持っていくと色々助けてくれるアイテムです。

ドリフトペンシル90
流れが速い時や風が強くてバロール90だとうわずってしまう時、あとはミドルレンジまでレンジを下げる時はドリペンの出番。ウエイトにバリエーションがあるため、アミのレンジに合わせてシャローとノーマルを使い分けていくという使い方も出来ます。

如何でしたでしょうか?
難しいと云われるアミパターンですが、難しいと云われる理由がわかれば攻略法がいくつか見えてくると思います。

是非試してアミパターンを得意な釣りにしてみてください。