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[プロスタッフレポート]前田泰久Vol.40 バロール90チューニング講座その2

こんにちは、プロスタッフの前田です。
前回に引き続きバロール90のチューニングを公開したいと思います。

 

今回はフックです。

四.季を通じて使えるシンキングペンシルとして開発したバロール90ですが、やっぱり強さを発揮するのは春と秋。

ただ春はハイシーズンといえど『適当に投げてグリグリ巻く』をやってしまうと釣れない場合も多いものです。そんな状況でよく釣れるのがバロール90やドリフトペンシルシリーズといったシンキングペンシル。

シンキングペンシルは水押しが弱くナチュラルに泳いでくれるので、春に限らずタフな状況でゲームを成立させる為には絶対に必要なアイテムです。しかし活性が下がった個体や警戒心の高い大型は泳ぎ過ぎるアクションを嫌う時があり、水押しが弱いシンキングペンシルですら嫌がる場合もあったりします。

そんな時はフックサイズを上げてみるとアクションを押さえる事が出来ます。

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左が標準の#6で、右側が2番手あげた#4
フックを大きくする事で先端部の重量が増え、振り幅が小さくなりアクションが抑えられます。フックを#4より大きくするとアクションが弱くなったのを実感出来ると思います。

 

そして現在試しているのがティンセル付きのフック

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何気にイイ結果が出ているんです♪

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このチューンはティンセルの抵抗でアクションを若干押さえつつフラッシングでアピール力はアップする2度オイシイ仕様(笑)

 

既に80アップを含め多数の魚をキャッチしており、タフな状況ほど結果を出してくれています♪

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有効な状況、ティンセルのカラーのバリエーションや組み合わせなど、検証材料は多いですが
バロール90に限らず様々なアイテムとフィールドで試していきたいと思います。

フックサイズを変える
ティンセルを付ける

こんな一手間だけで釣れる確率が増えることも♪

皆様も是非試してみてください!

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