ニンベン仲村です。
フィッシングショーなどのイベントでお客様と話していると良く聞かれる質問があります。
今週はどこが釣れますかね?
私も仕事や家庭の事情で釣りに行けずに間が空いてしまう事があります。そうすると直近の釣果情報が途絶えてしまい、久しぶりに釣りに行く時に悩む事があります。
そんな時に釣行する場所を決める判断材料にするのが「過去のデータ」。
私は釣行したデータを蓄積しています。パソコンで釣行した日付と場所の名前を付けたフォルダを作成し、写真を保管しています。
さらに、釣行した時間、潮汐や天気、風、気温などをメモに記載して一緒のフォルダに入れておきます。このメモには他にもベイトやパターン、同行者の釣果、他の人の釣果、気付いた事などを記載しています。
こうしておくと「今週末どこいこうかなぁ?」と思った時に、一年前二年前三年前の同時期の釣行を振り返ると、大体の傾向が見えてくるので釣行の精度が上がります。
注意点としては昨年と月日が同じでも潮は違います。さらに同じ大潮でも満月と新月では状況が変わります。月やタイドグラフの形状をベースに過去のデータを見ると差異が少なく感じます。
これらのデータに加えて、直近の天候や仲間の情報、SNSのデータを重ねて考えて最終的に釣行場所を決定します。
ちなみに「今週末に釣りに行くなら?」という冒頭の質問の答えは・・・・
昨年の同時期は、ショーの合間に盤洲干潟に釣行しましたが、バチが少なく産卵に絡まない小型しか釣れませんでした。そして2月の上旬に湾奥河川の河口でアミパターンをバロール90で攻略し良型をキャッチ。
一昨年の1月末は別の湾奥河川の河口でバチ+アミの複合パターンでバロール90が炸裂し複数尾キャッチしました。
なので「バチが湧かなくてもアミで勝負できる湾奥河川の河口」と答えました。
過去2年のヒットルアーのバロール90を軸に、大型のバチへの対応でバロール130と、レンジが低い時の為にドリフトペンシル75あたりを持ち込みます。
あとアミパターンの時は、以前のレポートで紹介したアストレイア99F-SSR、アストレイアシャロー99Fのスローシンキングチューンも効果的なのでこちらも持ち込みます。
昨今はSNSが発達し、色々な情報を入手できます。ただ「1週間前の釣果を今日更新」なんてことも有り得るので鵜呑みにせず参考として捉え、自分の釣果データをベースに考えることで精度を上げられます。
ちなみにテスターの丸山さんと佐藤さんも過去にデータ収集の大事さをレポートしています。
[テスターレポート]丸山政寅Vol.34 サ―フシーバスゲームのコツ
[テスターレポート]佐藤俊介Vol.13 釣果が変わるデータ収集
こちらも合わせて参考にして是非お試しください♪