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[テスターレポート]丸山政寅Vol.48 北陸のハタハタパターン

北陸の丸山です。本年も宜しくお願いします。
少し遅れてしまいましたが年末年始の釣行のレポートをさせていただきます。

ハタハタパターンといえば、12月に良型が乱舞するパターンで新潟が良く知られています。実は北陸地方でも同時期に成立しているんです。

ハタハタは大潮のタイミングで産卵のために深海から沿岸のシャローエリア入り込んできます。そのハタハタを待ち構えている、これまた産卵前のシーバス達を狙うのでランカークラスが連発する事も珍しくありません♪

ハタハタは、昼間は砂や泥に埋まって頭だけを出して隠れていて、夕マズメから夜にかけて砂から出てきて産卵行動をするそうです。産卵は海藻の多いエリアで行われるそうです。そして、遊泳力がそこまで高くないハタハタは強い流れに翻弄され、シーバスの格好のベイトになっています。

という事で、ポイントになるのは「砂」と「海藻」というキーワードが重なる場所。つまり海藻の多い磯が隣接するサーフなどが狙い目になります。そして離岸流付近はハタハタが流されるのでシーバス達が待ち構えている絶好のポイントとなります。

 

私はサーフなどのワンドから払い出す離岸流を磯や漁港から狙っています。足場が高いのは勿論、海が荒れている事も多いので、しっかりレンジを入れられるフルフロウ120Fを軸に組み立てています。流されるハタハタをイメージし、流れの中でスロー~デッドスローリトリーブしているとドスン!とくるバイトは病みつきになります♪

今シーズンは連発とまではいかなかったものの、磯からフルフロウ120Fでグッドサイズをキャッチできました。#3フックはファイトで余裕が持てるのでオススメですよ♪

サンライズチャートでランカーサイズをキャッチ


ブリリアントオレンジキャンディでもナイスサイズをキャッチ出来ました。

総じてチャートなどの派手なアピールカラーの方が反応が良いのが特徴です。

 

あと一月もすれば、富山湾にこれまた深海からの使者『ホタルイカ』が接岸し、次なる北陸地方限定のパターンが開幕します。

年が明けても愉しみが満載の北陸地方、是非チャレンジしてみてください。

※磯場の釣行では安全を優先し、無理をしないようにお気をつけ下さい※

Rod REXEATER107MM
Lure FullFlow120F