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[テスターレポート]大石浩史Vol.11 サーフのポイントの見つけ方。その3

静岡の大石です。

2回に渡って「サーフのポイントの見つけ方」を紹介しましたが、さらに追加で紹介したいと思います。

その1その2の内容を抜粋すると、地形の変化、水の変化、ベイトを探してながらランガンする事を書きました。

◆地形の変化
海岸線の形をチェックしよう
足元の砂質や硬さをチェックしよう

◆水の変化
離岸流を見つけよう
波の崩れ方で地形を読もう
水の色の変化もチェック

◆ベイト
海の中をベイトが群れで泳いでいるか?
サーフに打ち上げられているか?
フックに掛かってくるか?
ナブラが起きているか?
鳥をチェックしよう
漁船はいるか?岸に近い?

 

まず、ポイントの見つけ方からは少しズレますが、地形を見る事の重要さを少し・・・。

僕の地元の静岡県の遠州サーフでは、この時期「遠州のからっ風」と呼ばれる西の爆風が吹き荒れます。吹いている最中は釣りにならないばかりか、サーフの地形がガラリと変わる事があります。

遠州に限らず台風や低気圧が通過した後など、サーフは簡単に地形が変わってしまいます。そんな時に地形からポイントを見つける目が養われていると迷わずに探れます♪

そして初めてのポイントの攻略でも迷わずにすみます。サーフへ入る時には地形をまずしっかりと見ましょう。

 

話を戻して、サーフのポイントの見つけ方。その3です

◆水の変化
流れが変わる場所
その1で紹介した水の変化の代表「離岸流」ですが、いつも真っ直ぐ沖に流れてるとは限りません。斜めに払い出されていたり、流れが曲がっていたりすることもあります。離岸流が曲がっていると横流れが強くなり、ルアーが真横から帰ってるくる事もあったりします。

その横流れを移動しながら細かく探って行くと・・・その流れがなくなったり、場合によってはさっきまでの場所とは逆に流れるなんて事もあります。その流れが変わる場所がまさにポイントになります。

これは自分の足で探さないとなかなか見つけられません。強い横の流れを見つけたら、その流れが変化するところまで探っていくと良い事があるかもしれません♪

◆地形の変化
砂浜の変化をチェックしよう。
自分が立ってる砂浜にも変化がたくさんあるのはその1に書きましたが、砂浜が段になってる場所があります。

20151218oishi01

これは波に削り取られて産まれる地形です。こう言った場所では歩くのに注意しないといきなり落ちてケガをしますのでよく見ながら歩いてます。写真のように全体的に段差が出来ている場合はそれほどでもありません。しかし一か所だけ段が出来ている場所は、そこだけ引き波が強い事を意味するので海の中の流れが変わっている事になりチャンスです!

先日釣行した時ですが、サーフに到着した時は暗かったので自分の足下と波の立ち方で地形チェックし探ってました。すると一か所だけ砂浜が削り取られてる場所がありました。その近辺をアストレイア127F-SSRで探るとヒラメが連発!
20151218oishi02 20151218oishi03

自分の中ではヒラメにはアストレイア127F-SSRマゴチはアストレイア127Fハイビートの方が向いてる様な気がします。

ちなみにどちらも速巻きで探るようにしてます。

この日は最後にオマケでキールバイブ75でワラサも釣ることが出来ました。
やはりストップ&ゴーのフォール中でのバイトでした。
20151218oishi05

寒くなってきましたがまだまだチャンスはあります。
皆さん頑張ってください!

そして良い年を迎えてください。

20151218oishi04

◆地形の変化
海岸線の形をチェックしよう
足元の砂質や硬さをチェックしよう
New→砂浜の段を気にしよう

◆水の変化
離岸流を見つけよう
波の崩れ方で地形を読もう
水の色の変化はチェック
New→流れが変わる場所を探そう

◆ベイト
海の中をベイトが群れで泳いでいるか?
サーフに打ち上げられているか?
フックに掛かってくるか?
ナブラが起きているか?
New→鳥をチェックしよう
New→漁船はいるか?岸に近い?

サーフのポイントの見つけ方。その1

サーフのポイントの見つけ方。その2