湾奥の前田です。
2014年の秋から『クリンプウェーバー』という仮称で開発がスタートし、最近では『マエペン』と呼ばれていたシンキングペンシルですが、正式名称とカラーも決まりいよいよ最終段階になってきました。

名称は『バロール90』

スペックは　
全長：90mm　重量：13g（フック含む）　フック：ガマカツSP-MH#6

開発コンセプトは『表層をスローに引けるシンキングペンシル』。

 

牡蠣やゴロタがびっしりのシャローをスローに攻める

アマモなど群生する海藻と水面のわずかな隙間を攻略する

バチやアミ、イナっ子やハクなどレンジにシビアな状況でスローに攻めたい

 

こんな状況で補食レンジをスローにトレースしたくても、従来のシンキングペンシルでスローリトリーブだとレンジが入ってしまう。でもレンジを入れないようにリトリーブスピードを上げると喰わない！

 

そんなジレンマを解消するために開発をしてきました。

 

春から夏にかけてはバチやアミ、マイクロベイトパターンにおいて、初期モデルで多くのシーバスの反応を得てベースアクションを絞り込みました。釣りすぎてフックアイが抜けてしまうハプニングもありました（笑）製品版は大丈夫です♪
 

そして秋のハイシーズンでは小～大規模河川や干潟など様々なシチュエーションで釣りまくってアクションを煮詰めました。

◆外観
外観の大きな特徴は２つ
１つ目はテールが反り返った「波乗り形状」

この形状とウエイトバランスにより浮き上がり能力を強化。ロッドを立てたりリトリーブスピードを少し速めることで引き波を立てて超表層もトレースできます。

 

そして２つ目はシャローランナーのような「水を掴むヘッド形状」

このヘッドは弱いカレントでも水を掴んだ感覚（適度な引き抵抗）をアングラーの手元に伝えてくれます。そのため、シンキングペンシル特有のスカスカな引き抵抗の無さを軽減してくれるのでシンキングペンシルが苦手なアングラーでも使いやすく仕上がっています。流れの強弱も分かりやすいので干潟や河川などの流れの釣りでも使いやすいのが特徴です。

◆飛距離
立ち上がりの早さと飛距離を両立させるために、ウエイトは固定で重心を後方寄りにセッティング。その結果ドリフトペンシル90に匹敵する飛距離とレスポンスを獲得しました。

◆レンジ
波乗り形状と後方重心により浮き上がりが速く、レンジは０～４０ｃｍ。このシャローレンジをスローに通せるのがバロールの一番の強みです！ドリフトペンシルシリーズと比較しても、かなりシャローを引けるので使い分けがしっかりできます♪

◆アクション
緩めのピッチでパタパタと軽やかにテールを振るスイングアクションを発生させます。バチはもちろんイナっ子やハクのパターンにもバッチリはまります！

来年４月発売予定で最終調整中です。

近日中にホームページに商品ページが出来るそうなので是非チェックしてください。