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【ニンベン修行記】Vol.81 魅惑のコノシロパターン

ニンベン仲村です。師走に入り、冷えてきましたね。
地域により時期は異なりますが、多くのシーバスは産卵に向けて大型のベイトを捕食するようになります。東京湾では、初冬が1年を通して最もウエイトの乗った大型を狙いやすい寒いけどアツイ季節なんです(笑)

そしてこの時期の重要なベイトがコノシロ

私もこの時期はコノシロ付きの良型シーバスを狙ってポイントに足繁く通っています。

 

そんなコノシロパターンですこぶる相性が良いのがアストレイア127Fハイビート


特にシーバスがコノシロをシャローに追いこんで捕食している時は抜きんでて実績が高いです。


昨年キャッチした90cmオーバーもアストレイア127Fハイビートでした

 

その理由を考えてみました。

私が通うポイントは流れの速いオープンシャロー。ベイトは速い流れに定位するためにしっかり泳がなければいけません。つまり波動を強く出しているはずなんです。そして細いベイトに比べて体高があるコノシロの波動はより強いはずです。

アストレイア127Fハイビートはダウンクロスで流れを当てたり、ミディアムリトリーブをすると他のシャローランナーに比べて強めのウォブンロールで水を押します。この強めの波動が、流れが速い場所のコノシロの波動にマッチするのだと考えています。

 

ただ、いつでもアストレイア127Fハイビートが強い訳ではありません。コノシロが入っていない、別のベイトも入っている、流れが強くない、回遊待ちといった状況では他のルアーを効果的に使っていく必要があります。

自分の場合は、バロール130などの飛距離が出るルアーで広範囲を探り、「ゴツゴツ」とコノシロが当たる場所を見つけたらアストレイア127Fハイビートを投入!というローテーションを基本にしています。

 

コノシロの群れを見つけた時のちょっとしたコツですが、コノシロを見つけたらリトリーブコースやレンジを少し「外し」てみてください。

シーバスは群れからはぐれたコノシロを狙っているので、ルアーを群れのド真ん中ではなく端に通すとヒット率が上がる傾向があります


群れの左右の端はもちろん、通す角度を変えてみたり、上下にレンジを外すのも効果的です♪  あとシンキングペンシルのフォールが効く時もあるので色々試してみてください。

 

ゴツゴツ・・・ゴツ・・・  ンッ!!

 

今年もこんな魚に会えたらいいなぁ、と願う今日この頃です。