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[テスターレポート]大石浩史Vol.42 この時期釣果を上げるコツ

静岡の大石です。
年の瀬になり本格的な寒さになりましたね。
サーフもなかなか簡単には釣らせてもらえなくなる季節です。

この時期はルアーローテーションをしっかり行って、その時の状況に応じて使うルアーを変えていかないとヒラメからの反応は少なくなります。

最近フィールドで良く見掛けるのが、最初からメタルジグを投入して沖から探るアングラーの姿。

「沖=釣れる」という考えは間違いではありませんが、近場にも十分に魚が寄ってる時が多々あります。捕食のために近場に寄ってきている魚は活性が高い事もしばしば。また、近場の方がポイント(魚)との距離感が掴みやすいので、イメージ通りに攻略がしやすいメリットもあります。

近場から攻めてから沖を攻める丁寧なローテーションが釣果を上げるコツだと考えています。

エクリプスルアーもサーフアイテムが増えたお陰でルアーローテーションに幅が出ました。今回は自分の冬のローテーションを紹介します。

①まずはアストレイアシリーズ
基本はアストレイア127F-SSR、水深が浅ければアストレイア127Fハイビートでサーチします。どちらもアピール力が高いので、活性が高いヒラメを手っ取り早く拾っていきます。

オススメはアストレイア127F-SSRのサーフカラー。通常よりもフックが1番手大きい#3になってる為、速巻きしても暴れすぎずしっかりと泳いでくれます。

②次にフルフロウ120F
アストレイア127F-SSRとの違いはアクション、レンジ、飛距離。
ナチュラルなタイトウォブンロールでアストレイアシリーズの強いアピールに反応しなかった個体にアプローチします。またアストレイアより飛ぶので広範囲を探れます。さらにレンジも入る為、アストレイア127F-SSRで取り切れなかったヒラメも反応してきます。

③ここまでやってから沖を狙います。
使うのはキールバイブ75ぶっ飛び君95S。使い方は過去の自分のレポートを参照してください。

ここで気を付けたいのは「ちゃんとローテーションする」こと。
この二つのルアーで、より飛距離が出るのはぶっ飛び君95S。アングラー心理、特にサーフの場合、飛ぶルアーに偏ってしまいがちです。

自分も先日体験したのですが、ぶっ飛び君95Sでは全く反応が無く、キールバイブ75に変えたら1発で釣れました。釣ったヒラメを捌いたらヒイラギが出てきました。このように、いくら飛んでもルアーのフォルムとアクションが合わないと反応してくれない時もあるようです。

④ここまで投げてもダメなら更に沖を
シーライドのエクリプスコラボを投入します。自分は3番フックを付けて逆付けしで使用しています。基本はタダ巻き+ストップ&ゴーで使っています。

 

ルアーローテーションの基本はこんな感じで、その時の状況に応じて色々と変えてます。

地形や流れ、ベイトなど色々とイメージして考えながら丁寧にローテーションしていくと、厳しい季節でも魚に出会う確率を上げることが出来ます。是非試してみてください。

それでは皆様、良いお年を!