北陸の丸山です。
磯のシーバスゲームにおいてサラシは重要な条件の一つです。
サラシと一言で書いてしまうと白い泡が広がっているだけ、と思われがちですが、実は見るべき要素が沢山あるんです。
今回は自分が磯のシーバスゲームでサラシを撃つにあたって気を付けている点を紹介させて頂きます。
◆サラシの広がり方
広範囲に広がっていたり、カレントの影響で縦長に伸びたり、足場の磯に沿って横に広がったりと様々です。そこに流れやシモリなど、他の要素が重なる場所を重点的に探ります。
◆サラシの深さ
表層だけの薄い(浅い)サラシもあれば、泡の密度が濃いブ厚いサラシもあります。ルアーがサラシの中に入ってしまうと魚に見つけてもらえないのでサラシの下を引くのが基本です。サラシが薄ければアストレイア127Fハイビートのようなシャローミノーやバロール130のような表層系シンキングペンシルを、サラシが厚ければレンジが入るアストレイア127F-SSR、フルフロウ120F、ドリフトペンシル110と言った具合にルアーのレンジを変えていきます。厚いサラシは光を遮るので、サラシの下が薄暗くなります。そんな時はアピールの強いカラーがと効果的ですよ♪
◆サラシが流れて行く方向やシモリ
魚の活性が高ければサラシの付近まで出てきて捕食しますが、活性が低いとシモリや岩礁、海藻などのストラクチャーに身を潜め、その近くにサラシが来た時にしか口を使いません。魚の活性を計りながら、無駄撃ちをしないようにルアーを通すコースを考えます。
このように色々な要素を考えながら、ルアーを通すコース・レンジ・スピード・アクションを試行錯誤してシーバスのバイトを引き出す事が磯のシーバスゲームの醍醐味だと思っています。
考えた末のヒットは何にも代えがたいですよ~♪
先日釣行したポイントでは、沖で崩れたサラシが手前に流れてくる状況でした。
サラシが手前のシモリに当たる面へ、アストレイア127Fハイビートをアプローチ。
サラシが広がるタイミングでドリフトさせて、その動きが止まったタイミングでバイトしてきました!
サイズ以上に「釣った感」が高く感じられた納得の1尾でした♪