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[テスターレポート]大石浩史Vol.41 フルフロウ120Finサーフ

静岡の大石です。

師走に入り寒くなってきましたね。
そろそろ私のホーム「遠州サーフ」では良型のヒラメが狙える時期に突入します。70~80cmの座布団サイズから90cmオーバーの特大ヒラメの釣果も聞こえてくる季節です。

 

そこで今回はエクリプスから発売したフルフロウ120Fのサーフでの使い方を紹介します。

 

ここ最近、サーフで皆さんがよく使っているルアーはとにかく飛距離が出るメタルジグ、ヘビーウエイトのミノーやシンキングペンシルなど。確かに「飛距離=武器」なので自分も使用します。

 

しかしフルフロウ120Fはヘビーウエイトではない普通のミノーです。

「今更、ミノー?」

と思う方もいるとは思いますが、

「今だからこそミノー」なんです。

 

その理由は2つ。

◆意外に竿抜けの手前をしっかり攻略
メタルジグなどのヘビーウエイトのルアーを使う多くのアングラーは、その飛距離を十二分に活かして沖を狙っている方が殆どです。100m以上飛ばすアングラーも多いのですが、その分リトリーブの時間が長くなり手前のブレイクに差し掛かる頃には回収に入っているアングラーが意外に多いんです。結果、手前のブレイクや波打ち際が竿抜け状態に・・・

手前のブレイクや波打ち際ならば、そこまでの飛距離は必要としません。また手前にいる魚は捕食の為に接岸しているのか活性が高い事が多く、勝負が早いです。近距離戦の手返しの良さを活かしてランガンしながら広範囲を撃っていけば、思っているよりもヒラメと出会えますよ♪

 

◆ミノーでしか出ないアクション
多くのヘビーウエイトのルアーは、その自重のせいでスローに巻くと沈んでいってしまいます。一方ミノーはスローリトリーブでもレンジが変わりづらく、離岸流などの中では巻かずに止めて使う事も出来ます。これが活性の下がった時に効果的なんです。

また離岸流や横のカレントなどの流れにルアーをドリフトさせる時もレンジを大きく変える事無くナチュラルなアクションでヒラメを誘えます。

 

あと、クリアを含め色々なカラーがあるのもミノーの魅力の1つですよね♪

 

先日、朝マズメで魚が釣れなくて諦めかけていた時に、フルフロウ120Fを強い離岸流の中でスローに漂わせたらヒットしました。

サイズは小さかったですが嬉しい1匹でした。

 

飛ばしてダメならミノーで近くを!

皆様も遠距離戦の合間にフルフロウ120Fを使ってみてください!

Rod:REXEATER107MM
Line:VARIANT PE 1.2
Lure:FullFlow120F