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[テスターレポート]金子具幸vol.10 バチパターンのコツ

こんにちは!キンキンです。

冬本番の今日この頃。いかがお過ごしでしょう。

正月モードが薄まると、東京湾のアングラーはバチのシーズンがやってくるのが待ち遠しくなります。

場所によってはベイトパターンもありますが、1月中旬から少しずつバチパターンが始まっていきます。

今回は釣行記ではなく、すぐそこまで来ているバチのシーズンのお話です。(只今調査中)

バチのシーズンになると、河川はもちろん運河や漁港とエリアによって様々ですが、潮の良い日にうにょうにょと湧いてきます。

 

まずはポイント

バチパターンと言うと、ボイルが起きている場所にキャストして釣るというイメージが強いと思います。

もちろん間違いではないのですが、重要なのは「地形の変化」!!。

河川ならば、地形の変化の付近は大なり小なり流速が変化します。そうするとヨレが発生します。そのヨレは流されてきたバチを集めたり、その場に留まらせたりします。
効率良く捕食できる場所なので、当然シーバスが着くんですよね。

バチが表層ではなくて中層やボトムで抜けている時はボイルが起きません。地形の変化を抑えていれば、ボイルが無くても狙うべき場所を見失いません。

運河や漁港は河川ほど流れが出なかったり、地形の変化が少ない事も多いです。運河ならば合流やカーブ、漁港なら常夜灯、スロープ、潮が動く入口などの変化を目安に探していくと外しが少ないです。

あと地形変化では無いですが、潮目も流速の差が出来るので要チェックです!

お次はルアー

ミノーはアストレイア127ハイビートアストレイアシャロー99
シンキングペンシルはバロール90ドリフトペンシルシャロードリフトペンシル
流れが緩い時はミノー、流れが加速してきたり、レンジを入れたい時はシンキングペンシルと言った具合に使い分けています。

最後は使い方

ミノーの場合、どアップでキャストし、ほぼテンションを掛けずに流れに任せてドリフトさせています。流されてくるバチと同じようにルアーを流してやる感じです。

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ルアーが自分に近づいてくるとラインが弛むので、その弛みを巻き取るだけです。ルアーが自分の前まで来るとラインが弛まなくなります(張ります)。そうなったら回収です。このラインが張るタイミングでルアーはターンしているので、少し待ってもOKです。

漁港や流れが緩い運河の場合は、水面~水面直下馴染ませる感じでスローリトリーブしたり、放置したります。

シンキングペンシルはスローからミディアムリトリーブがメインで、アップからダウンまで幅広く探ります。シンキングペンシルはルアーのレンジや重さを使い分けて表層からボトムまで広く探ります。

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引き波~水面直下をバロール90
20~50cmのレンジはドリフトペンシルシャロー90ドリフトペンシルシャロー75
ボトム付近はノーマルのドリフトペンシル90ドリフトペンシル75沈めて流速に合わせてボトムを切りすぎないようにリトリーブするのがグッドです。

 

まだまだ寒い日が続きますが、楽しんで行きましょう!

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