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【ニンベン修行記】Vol.84 バチパターンのコツ

ニンベン仲村です。前回から間が空いてしまいましたが、今回は個人的なバチパターンのコツを紹介します。もちろんアミパターンにも使えるので是非モノにしてください♪

 

まず大前提として、シーバスは
ベイトによって捕食方法を変えています

イワシのように逃げ回るベイトを捕食する時は口を大きく開いて周りの水ごと吸い込んでベイトの動きを封じます。一方でバチなどの遊泳力が低いベイトを捕食する時は口をあまり開かず必要最小限の力で吸い込みます。

以前のレポートでも説明しましたが、シーバスがバイトしてきた時にラインテンションが強く掛かっているとルアーが口の中に吸い込まれにくくフッキングしにくくなります。

 

シーバスの吸い込みが小さいバチパターンでは、この傾向はさらに強まります。結果的に「コンッ」というショートバイトでフッキングまで持ち込めなかったり、フッキングしてもバレる事が多くなるのです。

 

これに対応するにはルアーがシーバスの口に吸いこまれやすくする事が重要になってきます。

 

 

まずはメソッド面のコツ。

なるべくスローに
この時期はリトリーブスピードで釣果に差が出ます。リトリーブが速いとバチの速度から逸脱するのは勿論ですが、体力が回復しきっていないシーバス達はルアーを追えません(追わない?)。さらにリトリーブが速いとラインに掛かるテンションが強くなり、上のイラストの原理でフッキングしにくくなります。マッチザベイト、フッキングの両面からスローリトリーブが重要になります。

 

・ティップを上げる。
リトリーブ時にティップを上げる事で、空中にあるラインにスラッグ(たるみ)を作ります。

スラッグを作り過ぎると感度が下がったりアワセが効きにくくなるのでティップの位置を調整してみてください。風が強かったりレンジコントロールが難しい場合は他の方法を試してみてください。

 

・リールのストッパーを解除する。
リールのストッパーを解除し、ハンドルノブをかるく持ってリトリーブします。こうすると、バイトがあった時にハンドルが少し逆転してアソビが生まれます。レバーブレーキのストッパーを解除しても同じ効果があるはずです。どちらも無ければ、ロッドを落とさないギリギリの力で握るのもアリです。前田プロは特殊なドラグセッティングで対応してたりします。今後紹介してくれるかもしれません。

 

 

 

次は道具関係のコツ

・ティップが柔らかいロッド
柔らかいティップはシーバスの吸い込みに追従しやすくルアーが口に入りやすくなります。また、浅掛かりでもキャッチ率が上がります。私は高感度で柔らかめのティップのオベリスク80MLを愛用しています。さらにソフトなティップでバットがしっかりしているスピードハウンド93MLLもオススメです。

 

・ギア比の低いリール
先ほど「なるべくスローに」で紹介した通り「スローリトリーブ」がキモです。この時期が苦手なアングラーは是非リールを変えてみてください。私も体験しましたが、ハイギアからノーマルギアにしたり、リールの番手を落とすことで釣果が劇的に変わったりします。

 

・軽めのルアーを使う。
この時期に多用されるシンキングペンシル(以下シンペン)で特に重要になります。重いシンペンは飛距離が出る反面、レンジキープするには結構な速さで巻かなければいけません。軽めのシンペンを使う方がスローにアプローチしやすいのでバイトもキャッチも増えます。例えば、秋ならドリフトペンシル90を使うところをドリフトペンシルシャロー90にする、という小さな違いが釣果に繋がってきます。

また、浮き上がりの速いバロール90でレンジを入れるといったメソッドも有効になります。

 

軽いルアーを使ったり、スローリトリーブが中心になるので手元に引き抵抗が伝わりにくく難易度は少し上がります。でも我慢してスローにアプローチできれば、釣果が安定しにくいこの時期も楽しめるようになります!是非チャレンジしてみてください。