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[プロスタッフレポート]前田泰久Vol.54 フルフロウ120Fとアストレイア127Fの使い分け

こんにちは。プロスタッフの前田です。
12月に入り湾奥のシーバスが少なくなる季節がやってきました。

多くのシーバスは産卵の為に東京湾口付近に移動し始めるのですが、そのタイミングで盛り上がりを見せるのが東京湾南部のエリア。先日のイベントレポートであがっていた富津岬はちょうど魚が通る中間地点に当たります。

そんな東京湾南部に釣行した時のレポートです。

この日は南西の強風による波と潮がぶつかり、荒れ気味のコンディション。真正面からの強風の影響で、狙いたい流れの効いているカレントにルアーが届きません。

届かないなりになんとか打開策を考えていたところ、「掛からなかったけど、かなり手前でバイトがあった」と同行者。

手前?

結構浅いけど?

仲間の言葉をヒントにフィールドを観察してみると魚の入りそうなピンがありました。

そして普段はあまり出来ないのですが、荒れ気味のコンディションのため、スリットから払い出す流れと風波がぶつかる場所にサラシが出来ています。

まずは様子見でアストレイア127Fハイビートをチョイス。
サラシのシャローを漂わせる感じにデッドスローで巻いてくるとイイ感じのバイト!

これで予想が確信に変わりました。
当日の魚が着きやすい場所が判れば、あとは同じような場所を探して状況に合わせてルアーをローテーションしていくだけです!

少し深めのスリットの先に出来たサラシからアストレイア127Fハイビートでレギュラーサイズを獲ったのち、アクションの弱いフルフロウ120Fに変えてグッドサイズをキャッチ!

今回のアストレイアシリーズとフルフロウ120Fの使い分けは
①レンジ
同じようなサラシでも浅ければアストレイア127Fハイビート、深かったりカレントが弱い場所ではフルフロウ120Fをチョイスしました。

②アクション
フルフロウ120Fはアストレイアシリーズよりロールが強めなので難しい事は考えず、
アピール重視→アストレイアシリーズ
食わせ重視→フルフロウシリーズ
と使い分けしたところ上手くハマりました。

 

フルフロウ120Fの登場でアストレイアシリーズでは獲りきれなかった魚が獲れるようになりました!

アストレイアユーザーの皆様は是非お試しください!

Rod:Proto
Line:VARIANT PE1.2
Lure:ASTRAIA127F-HibeatFullFlow120F