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[テスターレポート]大石浩史Vol.47 フックチューン

静岡の大石です。
今回はフックチューンについてです。

先日、浜名湖でシーバスを狙っていた時にセレクティブで苦戦を強いられました。

バロール90で水面直下を通すとバイトは出るのですが、ショートバイトでフッキングしなかったり、掛かってもすぐにバレてしまいます。かと言ってリトリーブを遅くすると、レンジが入ってしまうのかバイトが出なくなります。

明らかに何かが合っていない感じです。少しイライラしましたが色々と試してみることにしました。

レンジは明らかに水面直下なのでアクションを変えよう!

という事で、過去のレポートやニンベンさんからのアドバイスを参考にテールフックを#5にサイズアップしてみました。

バロール90は中速以上で巻くとテールスライドアクション、スローで巻くとロールだけのアクション、という具合にリトリーブスピードでアクションが変わるルアーですが・・・

テールのフックを大きくしたことで、少し速めにリトリーブしてもテールスライドが抑えられてロールメインのアクションが出るようになりました。

 

早速試してみると

魚からの反応が明らかに変わり・・・

フックチューンで無事にシーバスをキャッチできました♪

 

実は私はサーフでもフックチューンをしています。

アストレイア127F-SSRを使用する時は、下記の理由でフックサイズをノーマルの#4から#3へサイズアップしてます。
①速巻きで暴れないようにアクションを抑える。
②レンジを少し入れる。
③大物が掛かっても安心してファイト出来る。
昨年発売されたサーフカラーもそんな理由でSPMHの#3が付いています。

そしてコラボのぶっ飛び君95Sも同じ様な理由で#3へサイズアップしてます。

2フックのルーアは、魚が掛かった時に1つのフックに掛かる負荷が大きいのでサイズアップは有効ですよ♪

そして状況に応じて、アピールを強めたい時はフックサイズを戻したり小さくしたりしています。

「フックを変える」

それだけで反応が変わる事も多々あります。

皆様も是非試してみてください!

現場でフックを変えてもOKですし、同じルアーでフックサイズを変えたものを現場に持ち込んで使い分けると実感できますよ♪

Rod:Obelisk80ML Rapier
Line:VARIANT PE1.0
Lure:BALOR90ASTRAIA127F-SSRBUTTOBIKUN95S