明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
モニターの小野です。
荒れた天候が続いていますが、こんな時は一年間付き合ってくれた道具のメンテナンスに時間を割くのもいいですね。
今回のレポートはベイトタックルで釣りをしていて質問される事の多い、エクリプスルアー別PEラインの選び方について書かせて頂きます。
私がベイトタックルのみでシーバスを狙う様になって5~6年たちますが、始めの一年はトラブルだらけで意地のみで釣りをしていました。
その中で失敗しながら落ち着いたエクリプスルアー別のラインの選び方のポイントを紹介します。
まず糸の号数ですが、
①10cm以下のプラグ
河川や干潟での釣りで使用頻度の高いドリフトペンシル90やバロール90、ランドラゴ90F、アストレイア99シリーズなどを使う場合はPE1.5号をメインラインで使用しています。
②10cm以上のプラグ
磯マルやヒラスズキなどで使用頻度の高いドリフトペンシル110やアストレイア127シリーズがメインの場合はPE2号を基本にしています。
読んで気付く方も多いと思いますが、若干太目のラインを使用しています。
もちろん細いラインも試してみました。
細いラインのメリットは、流れに対する操作性が良くなるという事。その他に飛距離の向上を期待しましたが、ラインを細くしてもスピニングタックルほど飛距離は変わりませんでした。そして細いラインのデメリットとしては、バックラッシュ等のライントラブルは増えること。またそのトラブルでラインが痛んでしまいラインブレイクに繋がる事も少なくありませんでした。
結果、飛距離がそこまで落ちない事、トラブルが少ない事が理由で太目のラインに落ち着いていきました。
太目のラインのメリットは、ベイトリールの巻き上げトルクを活かして魚に主導権を渡さずに寄せられる事、また「流れの影響を受けやすい」というデメリットを逆手にとってライン先行のドリフトがやりやすいというメリットもあります。ドリフトがしっかりできれば、太いラインを使用していてもシャローを攻略できるんです。
そして意外と重要なのがラインの張りです。
スピニングの場合、しなやかなPEラインでも扱いやすいのですが、ベイトだとこの「しなやかさ」がバックラッシュを誘発してしまいます。その点からヴァリアントPEのようにコーティングで張りがあるラインを使うとトラブルが少なくがオススメです。現在は更にハリのあるラインを試している状態です。
以上が私のラインの選び方でした。
あくまで私の選択の仕方なので、ベイトタックルシーバスで壁に当たっている方は参考にして自分のフィールドに合わせて選択されて見てはどうでしょうか?