REPORT

【ニンベン修行記】Vol.58 ショートロッドの武器

スタッフのニンベン仲村です。
9月中旬に発売したザ・シーバスVol.008はご覧頂きましたか?
プロスタッフの前田さんの宮城県追波川への遠征の模様が掲載されています。

今回は誌面には載らなかった内容を紹介したいと思います。

 

この取材でスタッフの使用ロッドは、前田さんはプロト9.4フィート、テスター佐藤さんはレクシータ9.9、モニター鈴木さんはレクシータ107と飛距離を優先して長尺のロッドをメインに使用する中、私はオベリスク77MMLを使用しました。

追波川はヒットポイントが遠いことが多く長尺が基本のようで、佐藤さんからは「追波で7フィート代は殆ど見た事が無い」と言われました(笑)

 

しかし、佐藤さんと鈴木さんの素晴らしいガイドのおかげもあり、シッカリと釣果を出せました。

 

飛距離では9フィート代には敵いませんがショートロッドならではの高感度が大きな武器になってくれました。

 

流れの変化で生まれる潮目を撃っていくパターンでしたが、風で水面に波が立ったり、夜間などの潮目が見えづらい状況でもルアーの引き抵抗の変化で潮目を把握できました。

 

初日の夜の唯一の釣果もオベリスクとバロール90の感度のおかげでした!

 

デイゲームでもミニスライト75パワースライト85で、引き抵抗が変わった瞬間にリトリーブスピードを変化させたり、トゥイッチを入れることでバイトを引き出せました。

 

そして何よりダイレクト感溢れるバイト&ファイトはショートロッドの大きな魅力です!

 

最後に、飛距離が足りない時の裏ワザを・・・

ルアーの腹の後方にウエイトを貼ってみてください。
重心が後方になるので飛距離が伸びるんです。ただしアクションは抑え気味になり、尻下がりになり浮き上がりが強くなるので、泳ぎをチェックしてから使ってくださいね。

バロール90で釣った魚の別の写真がコレ

テール部分に0.5gのウエイトを貼っています。
これだけで飛距離が3~5m伸びます
この裏ワザも合わせて試してみてください♪

 

 

テクニカルでダイレクト!

今年の秋はショートロッドで楽しんでみてはいかがでしょうか?

Rod:Obelisk77MML Gradius
Line:VARIANT PE1.0
Lure:Balor90MiniSlight75PowerSlight85