REPORT

【ニンベン修行記】Vol.57 シャローランナーとしてのランドラゴ

スタッフのニンベン仲村です。
朝晩は気温が下がり過ごしやすくなってきましたね。
水温も下がってきてハイシーズンもすぐそこに迫ってきました。

そんなハイシーズンに是非使って欲しいルアーがランドラゴシリーズです。

 

ランドラゴと言えば、「河川中上流で~」「ドリフトで~」と紹介してきましたが、これからのシーズンは河口や干潟、ゴロタなどでもシャローランナーとしても活躍するんです。

 

先日、プロスタッフの前田さんと河口に釣行しました。
ポイントは牡蠣が群生する、いわゆる「牡蠣瀬」と呼ばれるシャロー帯。

潮止まりには元気に跳ねていたイナッコ達が、流れが効き始めると跳ねなくなり、更に流れが加速したタイミングで1発目のボイルが出ました。

 

ポイントは牡蠣の塊がボコボコある水深30~60cmのシャロー。流れは秒速20~30cmほどで、東京湾では中々の速さ。

 

ドシャロー+速い流れ

 

経験した方は分かると思いますが、なかなか厄介なんです。

 

ルアーはアッという間にダウンクロスに入るので、テンションが掛かった状態でのリトリーブが長くなります。普通のシャローランナーだと、ダウンに入ると潜り過ぎて根掛かってしまったり、ルアーが暴れすぎて見切られる事も…。かといってシンキングペンシルはダウンに入ると浮き上がり過ぎて水面を割ってしまったり…。

今まではシャローランナーを潜らせないようにテンションを掛けずに流したり、流れの速さに合わせて重めのシンキングペンシルをチョイスしていました。

 

しかし、こんな状況を打破してくれるのがランドラゴシリーズ!

 

なぜランドラゴが良いのか?

 

①レンジが入りすぎない
ランドラゴは淡水でレンジ設定をしているため、河口域だとハイフロートになるんです。塩分濃度にもよりますが、グリグリ巻いた時の最大深度がランドラゴ120Fで25cm、ランドラゴ90Fで40cmくらいです。つまり超シャローランナーになるんです!

②速い流れでもバタつかない
ランドラゴは河川中上流域の流れに対応するよう作られているので、河口の速い流れもバッチリ泳ぎ切るんです!

 

話を実釣に戻します。

イナッコのサイズに合わせてランドラゴ90Fをセット。
前田さんが「前日にバラシが多かった」と話していたので、ボイルがあった場所にアップにキャストして、ライン先行になるように2秒待ってからリトリーブを開始すると

ズドン!

頭から丸飲み!!

 

サイズは65cmほどの中型。
この後、別のルアーでも1尾釣れましたが、パターン初期のため「連発!」とはいきませんでしたが、秋が深まるにつれイナッコパターンも本格化し、型も数も良くなっていきます。

 

今回の牡蠣瀬のシャローは勿論、ゴロタなど根掛かりがきついシャローや流れが速い場所で、ランドラゴシリーズをリトリーブで使う事で攻めやすくなる場所が増えていきます。

 

ドシャロー+速い流れ

=ランドラゴ

頭の片隅に是非覚えておいてください♪

Rod:Obelisk80ML Rapier
Line:VARIANT PE1.0
Lure:LANDRAGO90F