REPORT

[プロスタッフレポート]前田泰久Vol.46 バロール130の特徴

こんにちは。
プロスタッフの前田です。

連日30℃を越す真夏日。湾奥の水も赤くなり、夏の釣りが本領を発揮するの季節になってきましたね。

 

今回は開発中のバロール130の続報です。

表層をスローに引けるシンキングペンシルとして、世に産み出されたバロール90激戦区で徹底的にテストしてきた結果、湾奥はもちろん東京湾以外のエリアでも脅威的な釣果を叩き出してきてくれています。これは本当に嬉しい限りです。

 

そんなバロール90のサイズアップバージョンであるバロール130を開発しているのは以前のレポートでお伝えしましたね。開発の経緯などは以前のログを見てみてください。

 

「表層をスローに引ける」という基本のコンセプトはバロール130になっても変わりません。今回はバロール130の外見から特徴を見ていきたいと思います。

【ボディ】
バロール90と同様の波乗り形状と呼ばれる少し反り返った形状になっています。この形状とウエイトバランスで浮き上がりを調整しています。

全長が長くなったぶん、厚みを減らしスリムな形状に変更しています。そのため空気抵抗が少なく、軽い力で飛距離が出やすい仕様になっています。

飛距離勝負になった時でも速く巻いてリアクションを狙うバイブレーションに対して、スローに見せて喰わせるという対極のアプローチが選択出来るようになりました。

 

【アクション】
アクションはバロール90に比べてロールが強く出るようにセッティングしています。130mmの長いボディで90と同じスライド幅にするとバタつきが出てしまうのと、サイズを大きくしたぶんアクションを抑えてシルエットの細さを活かしたいという考えからです。

 

現在完成度は80%程度。

ハイシーズンに向けて目下テスト中です。
発売までもう少しお待ちくださいね。