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【プロスタッフレポート】 大石 浩史 vol.78 大石流!第3節 サーフにおけるカラー理論

静岡の大石です。

 

今回はサーフでのルアーのカラー理論です。

前回より少し突っ込んだ話となります。

 

ルアーゲームの中でもサーフはかなり人気の高いジャンルです。

 

人気の高さが故に各社から数え切れないほどのルアーが発売されています。

更に同じルアーでもカラー違い数十色ラインナップされている物もあります。

 

まずは何故、カラー違いのルアーがこんなにたくさんあるのか…

 

その時の状況でルアーカラーを使い分けなければいけません。

 

サーフゲームは自然が相手です。

毎回、同じルアー同じカラーで釣れる訳ではありません。

 

前回光量によって使うルアーのカラーを変える事は書きました。

 

ルアーは大まかに別けて、ルアーのサイド部分のボディーお腹部分のベリー背中部分のバックと3つに別けられます。

 

自分が重要視しているのはボディーベリーです。

 

ヒラメマゴチは、下から自分の上を通るルアーを見付けます。

その際に、ルアーのベリーボディーのカラーが一番目に入るのは言うまでもありません。

 

 

人間も仰向けに寝てルアーを下から見たらほぼベリーしか見えません。

そこへルアーのアクションが加わりボディーチラチラと見えます。

 

ルアーのアクションロールが強い物だと見え方は右ボディーベリー左ボディー⇒ベリー右ボディーベリー左ボディー……

となります。

 

例えばベリーの色がボディーだとが交互に見えます。

これが点滅効果です。

 

ですので自分は、ほとんどベリーボディーの色が似たようなカラーでは無く、はっきりと交互に見えるようにカラーをチョイスしています。

 

ではバックのカラーは何でも良いのか?と言えばそうでもありません。

 

ロールが強いフルフロウ120Fなんかは真下からはバックのカラーまでは見えませんがルアーから左または右に1メートル離れていたら見えます。

(魚との高さ、方向と距離も関係しますが)

 

 

少し離れていてもカラー認識が出来る事がポイントとなります。

 

などに行き足下でルアーを泳がせて上からルアーを見て下さい。

ベリーのカラーまで見えれば、水中ではバックまで魚が見えている事になります。

 

この時、ボディーのカラーがどんな感じで見えるかも観察して見て下さい。

ウォブンロールのルアーでもロールとウォブルの割合で見え方は全く変わってきます。

 

ちなみに私は、ベリーグローオレンジグリーンボディーレンズホロが大好きです。

 

皆さんもルアーを購入したらまずは泳ぎを観察して下さい。

 

そして魚からはどのように見えているのかを想像して下さい。