REPORT

【プロスタッフレポート】大石 浩史 vol.124 「ロッド アクシアトラック」

静岡の大石です。

 

今回は昨年エクリプスから発売となったエクリプス初多魚種対応ロッドシリーズのアクシアトラックのお話です。

 

アクシアトラックシリーズには私がテストをして愛用しているフラットフィッシュをはじめ、シーバス、ロックフィッシュ、ボートシーバス、ジギングとラインナップされています。

その中でも自分が使用しているのはフラットフィッシュロッド99MLL、102ML、シーバスロッド88MLL、ロックフィッシュロッド77Mの4本を使用しています。

 

フラットフィッシュロッドについては以前からこのレポートでも書かせて頂いてるため、そちらを見て頂ければと思います。

 

今回はロックフィッシュロッド77Mについてです。

 

サーフは外洋に面している為、海が荒れたら釣りが出来ません。

そんな時はいつも浜名湖河川チニングで遊んでいます。

まずこのロッドのスペックですが7フィート7インチ、自重118g、ルアー重量5〜14gとなっています。

 

私がチニングで使用する際は、2g前後のシンカーも問題無く使用しているのでルアー重量は気にしなくても大丈夫です。

 

ファストテーパーでティップからベリーにかけて適度なハリがあり、バットはしっかりとしたパワーがある為、手前で急に突っ込まれた時にもしっかりと制御する事が出来ます。

 

急に下に突っ込まれると根擦れでラインブレイクにも繋がります。

 

せっかく食わせて寄せて来て、魚体が見えてからのラインブレイク程悔しい事はありません。

そこはしっかりとしたバットパワーで魚を再度浮かす事が出来る為、安心したファイトが出来ます。

 

7フィート7インチの為、ロッドの取り回しも良くてフィネススタイルの釣りには最適です。

フリーリグによるチニングはボトムを意識した釣りがメインとなります。

根掛かりを回避する為にロッドでルアーのレンジコントロールをしなければいけません。

アングラー側がロッドを動かしたらしっかりとそのアクションがルアーに伝わらなければいけません。

それをこなせるのがこの77Mとなります。

手元に伝わる感度も良い為、初心者はもちろん、中、上級者にも使ってもらいたい1本です。

 

ちなみにこの77Mですが、ロックフィッシュ、クロダイ以外に自分はエギングでも使用しています。

しゃくりではしっかりエギを動かす事が出来て、バイトもしっかりと手元に伝わり、イカが逆噴射で突っ込んだ時もしっかり制御して溜める事が出来ます。

 

エギングはサーフの釣りと同じくらい得意な釣りの1つです。

そこでも77Mが使いやすく、特にエギングのサイトフィッシングには最適です。

 

アクシアトラックシリーズの中でもロックフィッシュ、チニング、エギングと幅広く使える77Mをまずお試し下さい。