『食い渋ったヒラスズキ攻略』
ヒラスズキ狙いに重要な要素はベイトとサラシというのは基本中の基本。
ヒラスズキのベイトといえばカタクチイワシやキビナゴを想像しがちですが、ナミノハナやトウゴロウイワシなどのマイクロベイトを捕食している時が意外と多いのです。
そんな時は12cmクラスのミノーに反応が良くない事が多いです。
またサラシも大きければ良いと言うわけではないんです。
サラシが大きく広がり過ぎると、サーフェイスレンジだけではルアーに中々食いついてくれません。
一般的に食いが渋いと言われる状況です。
こんな厳しい状況を攻略するために、私がシークレットとして使用しているのがスライトエッジ90です。
まずは、普通にキャスト&リトリーブして浅いレンジを広範囲に探ります。
それでも口を使わない場合には、キャスト後にカウントダウンしてレンジを刻んで攻めるのが一般的です。
それでもバイトが無い時には、沈めたスライトエッジをロッドでシャクリ、まるでヨーヨーの様に一箇所を焦らす様に攻めてみるのが効果的ですね。
特にサラシが広く深く、低層の岩場の影に身を潜めているヒラスズキには効果絶大です。
ティップの柔らかめのロッドで1メートル位シャクリ、余ったラインをリールで巻き取りピシッピシッ・クルクルといった感じで、連続でアクションさせてやる事でワインド釣法と同じ横へのスライドが可能になります。
しかも狙ったポイントをダイレクトに点で攻められるので、食い渋ったヒラスズキも思わず口を使ってしまうのです。
先行者が多くプレッシャーが高いエリアでも、ポイントをタイトに「スライド+平打ち」の縦のアクションで攻めてみると有効なパターンです。
意外と足元に居た魚が簡単に出てくる事もありますよ
居るのに食わない、ショートバイトしか出ない場合には是非とも試してください。