釣り場での思いつきからスタートしたエクリプスコラボシリーズ
第1弾ima/sasukeシリーズ
第2弾タックルハウスTKLM&ローリングベイト77
待望の第3弾はノースクラフトのエアオグル!
暴走機関車と呼ばれるヒデがライフワークのように通う高知県。
アングラーを魅了してやまない巨大タイリクスズキやアカメなどのモンスターがうごめく高知で、近年ランカーハンターとして頭角をあらわしてきたのがノースクラフトのエアオグル。陸っぱり、ボートを問わず独特のフォルムから生みだされる波動とアクションが巨大タイリクやアカメの本能を強く刺激する。
そんなエアオグルの実績が高知のみならず全国に波及している。
これはヤルしかない!
渋るドンKDを説得し、速攻で商品化にこぎつけた。
さまざまなシチュエーションで実績を残している実戦派カラー全5色
どんなショートバイトもフッキングに持ち込むトレブルSP−MHを標準装備。
さらにオリジナルモデルからウェイトチューン。
より細分化した状況での対応が可能になった。
◆AirOGRE 85SSP(セミサスペンド)
Length:85mm Weight:21g
Ring:#3 Hook:がまかつSP-MH #4
エクリプスではスローフローティング〜スローシンキング(塩分濃度によって変化)の範囲をセミサスペンドと定義。このセミサスペンドには2つの意味がある。
1.塩水くさび直撃
塩水くさびとは河口部で比重の重い海水が、比重の軽い淡水の下にもぐり込む現象である。フィッシュイーター達はこの淡水と海水の境界を捕食に利用するのだ。そして、その境界はアングラーからは察知しづらく攻めづらいのだ。
淡水のサスペンドミノーを海で使うとどうなるかご存知だろうか?実際に試すと分かるがスローフローティングになる。水の比重に関係するのだが、簡単に言うと同じルアーを淡水・海水の両方で使うと海水の方が浮力が増すのだ。では淡水でスローシンキングのルアーを海水で使うとどうなるか?微妙なバランスは割愛しザックリ答えると『サスペンド』になる。
では塩水くさびで先述の「淡水でスローシンキング」のルアーを浮かすとどうなるか?塩分濃度に左右されるが、ルアーは表層の淡水層ではゆっくりと沈んでいき、淡水と海水の境界で止まるもしくは極めてゆっくり沈むのだ。つまり塩水くさび付近を狙い撃てるのだ。上級者がルアーに錘を貼ったり、フックサイズを変えたりして出していたセッティングを再現した。
2.喰わせの極スロー
昨今のスレた魚にはジャークや早巻きといった激しいアクションの後のスローなアクションにバイトしてくることが多い。これは追随しきれない早いスピードにリアクションで反応し、そのあとの弱ったような極スローな水平移動時にここぞとばかりにバイトしてくるのだ。ルアーを見切ったスレた個体ほどこの静と動のギャップに弱い。ここでキモとなるの食わせのタイミングになる極スローアクションを操作と絡めて説明していこう。
基本的にはストップ&ゴーの変形版でファースト&超スローでアクションさせる。
グリグリっと激しくリールを巻いたあとに、一気に超スローにスピードを落とす。当然ルアーは激しく動いたあと、惰性でスーッと動くか動かないかくらいの極スローに動く。この極スローなアクションがバイトを誘発させる。この時ルアーが急激に浮いてしまったり、沈んでいくのは逆効果になってしまう。セミサスペンド設定は極スローの喰わせの間を作り出すためのセッティングなのだ。
◆AirOGRE 85S+(シンキングプラス)
Length:85mm Weight:25g
Ring:#4 Hook:がまかつSP-MH #3
ウェイトは85S(23g)と85SLM(28g)の中間の25g、がまかつSP-MH#3&#4リングに変更することで、テールの振り幅を抑え、喰わせのローリング主体のアクションになっただけではなく、流れの中や高速リトリーブ時でも安定した泳ぎを実現。潮のヨレや河口周りのカレントなど流れが複雑なところで効果を発揮する。
また、ボトムドリフト時には表層の流れの下のゆるい流れを攻略できるため、排水口や橋脚付近のボトムのエグレに身を潜めるランカーサイズを直撃できる。まずはステディリトリーブでブレイクやサンドバー付近を丹念に探るサーチベイト的な使い方が基本となる。
低速では体高のあるボディをロールさせて、フラッシングと大きな水押しで周囲にアピール。ミディアムから高速域ではウォブリングも混じり、はげしくテールを振りながら強烈なアピールで存在感をしめす。
次にボトム付近でSSP同様、
・グリグリメソッドによるスロー&ファースト
・ストップ&ゴー
・ジャーク&カーブフォール
などテクニカルなアクションも効果が高い。低活性時にボトムやストラクチャーに張り付く魚にスイッチを入れる。
また、流速が徐々に早くなってくる状況ではボトムころがしやボトムドリフトなど横に探る釣りにも非常に強い。清流域のボトム付近のポケットや河口域のスリットなどのに身を潜めている魚にもアプローチできるのもこのモデルの大きな魅力だ。
実績のカラーは以下の5色だ。
#320 シルクミラージュ
白のアピーでル魚を寄せ、見切られないようにテールをクリア化。さらにパールホワイトの上に配置されたクリアーマグマホロがあたかも生き物の表面のようなヌメリ感を表現している。アピールしながらも最後まで口を使わせる・・・真っ暗な状況でも釣れ続ける信頼性の高いカラーだ。2010年11月の高知遠征でアカメとヒラスズキに実績No.1だったカラー。
#321 ダブルチャートキャンディー
ド茶濁りの水中でも存在感を示すチャートを背中とベリーに配置し、複雑なフラッシングのホロにキャンディーパターンを採用することで、激濁り攻略はもちろん高活性の個体をいち早く狙い撃てる。アピールさせたいけどしっかりとバイトに持ち込みたい・・・そんな状況で効果を発揮する高アピールカラー。
#322 紅蓮イワシ
腹部と背部がゴーストレッドで見切られにくく、サイドのマグマホロがローリングの度にチラチラと点滅しながらフラッシングしてアピールしバイトを誘発。ベタ凪の澄潮でも効力を発揮するゴーストレッド+サイドホロの組み合わせにゴールドの波長をプラスすることで、光量の少ないマズメや濁りにも高レベルで対応。競争率の高い港湾部の明暗や河口の混雑したポイント等でも貴重なワンバイトを引き出す実力カラー。
#323 デッドリーコノシロ
ランカーが好む高カロリーベイトであるコノシロをイミテートしたカラー。ジワッと光を透過する腹部がベイトフィッシュの透明感を演出、そしてごくわずかにマット感のあるホロがコノシロの輝きを忠実に再現。独特のウォブンロールアクションと相まって、群れからはぐれた瀕死のコノシロが誕生する。。
#324 ゴーストクリア
クリアベースに薄いミストとクリアのマグマホロを配置することでイカやエビはもちろん、アミやシラスなどのクリアベイトをイミテート。手を焼く澄潮やマイクロベイトパターン、ハイプレッシャーで頼れるカラー。時折、常夜灯下で爆発的な釣果を叩きだすのと必要以上にスレを進行させないのも見逃せない要素だ。
発売は4月末〜5月上旬を予定している。
皆様も御自分のホームでぜひお試しあれ