REPORT

井上友樹のランカー通信vol.12レクシータ108完成間近?

レクシータ99と全く同じ時期から開発をスタートしたレクシータ108

なんだかんだでもう3年以上の長い時間を開発に費やしている事になる。
ただ途中の1年間、レクシータ99のテストに集中した事を考えると丸々2年間の徹底的なテストの末、ようやく最終段階までたどり着いたわけである。

地元の房総半島だけでなく伊豆七島や九州を初めとした各地で結果を残してきたレクシータ108。
魚をかけてからのロッドの曲がり具合は3月21日に発売されたソルト&ストリーム5月号に付録されたDVD特別版をご覧頂ければと思う。

また4月21日に発売予定のソルト&ストリーム6月号には特別版DVD『井上友樹のロックショアゲームin長崎県壱岐の島』が付録される。

様々な大型魚達を相手にレクシータ108をフルベントさせフルバトルを挑むド迫力映像をお楽しみに♪

さてこのレクシータ108の開発コンセプトであるが、ターゲットは磯マルやヒラスズキをメインに考えながらも、サーフからのヒラメや真鯛などにも幅広く対応する万能モデルとして開発を進めてきた。

従来のヒラスズキロッドは強度を求めるあまり、正直重くてダルいモデルが多かったように思う。しかしレクシータ108は全く違う方向から開発を進めてきた。

大切なのは軽くて操作性がよく、尚且つ強い事。

ヒラスズキの90アップの突っ込みにもドラグを出さずに止められるブランクスパワー

曲がり込んでからも大型魚から主導権を奪い、一気に浮かせられる粘りと反発力は絶対に必要であり、レクシータ108はそこをきちんとクリアする事が出来た。

真鯛の7キロオーバーやヒラマサの5キロサイズに真っ向勝負を挑んだが、ドラグを使わずブランクスパワーだけで頭の向きをコントロールする事が出来た。

また1日振り続けても疲れない事。

小さいプラグ(ドリフトペンシル75)から大きいプラグ(ロウディーやドリフトペンシル110)まで幅広く、そして違和感なく使用できる操作性を追求。

各フィールドでアングラーが増加し繊細な釣りを展開していかないとコンスタントに魚をとれなくなってきている中、操作性はロッドの必須条件になっていくのでは?

現段階でレクシータ108は繊細さとヒラスズキゲームには十分すぎるブランクスパワーを持ち合わせた新世代のロッドに仕上がった。

さらに詳しい詳細は次回に♪