お待たせいたしました。
ここ数年各地で使ってきた“赤いレクシータ”がついに完成しました。
その名も“TestROSSA”
“赤い試作機”という位置づけのこのモデル。
ベースとなったレクシータ9.9の色違いではありません。
今回のテーマは究極の“万能モデル”
シーバスロッドにおいてどんどん細分化のすすんでいる昨今。
しかし、今回はあえて逆の方向 “あらゆるシチュエーションに対応できる”オールマイティモデルとして仕上がりました。
なぜかって?
それは自分の行動するフィールドの多様性に起因します。
毎月毎月、各地で取材活動するなかで、実にいろんなシチュエーションでの釣りを経験してきました。
春のバチ抜けパターンでは小型シンキングペンシルのスロードリフトではバイトを弾きにくい喰いこみのよさ。
夏の旧江戸川や北陸・新潟の河川では小型バイブをつかったテクニカルな戦略が必要な場合にはシェイキングやダートなどでブレの少ない、ビシッと止まるティップが活躍します。
また早朝のボイルでは小型ペンシルベイトのスライドアクションやドッグウォークなどクイックなティップ操作が可能。
秋のオチアユや干潟ゲームでは大型のシンキングペンシルやミノーをスローにドリフトすることでランカーに口を使わしながら、強靭なバットパワーで一気に勝負を決める。
また冬の激シブパターンではミノーやシンペンに反応しない個体をブレード系や引き波系で誘い出し、モソッという極小バイトを弾かずにしっかりとフッキングに持ち込みます。
およそあらゆるフィールドとシチュエーションで実戦テストを繰り返してきたレクシータ・テストロッサ9.6は全国の激シブ戦を制してきました。
スレッカラシを手を変え品を変え引き出すことができるテクニカルロッドの決定版です。まるで自分の指の延長線のような研ぎ澄まされた感覚はどんな状況でも打破できる心強い相棒です。
レクシータ・テストロッサ9.6この秋、限定生産でついに登場。