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[テスターレポート]村本英信Vol.2 ダウンクロスとクリア

徳島のTEAM FIN 村本英信です。
水温も下がり、リバーシーバスの最終時期の那珂川。

水色はドクリア

連日叩かれ、先行者もいる激戦区。

そんなハイプレッシャーでクリアカラーの威力を体感したレポートです。

クリアーウォータで叩かれまくっている条件なので、少しでも魚の活性が上がる満潮からの下げが狙い。

満潮前にポイントに到着すると・・・やはり両岸に先行者。邪魔にならないように瀬落ちのポイントを狙える位置にウェーディングを開始。

ウェーディングしながら観察していると、瀬落ちの深みの水面にはボラの集団。

狙いは「瀬落ちの深みの脇ブレイク」「深みの下流側のブレイク」に着くシーバス。

ここで表層を攻めるとボラがスレ掛かりしてしまいます。しつこいようですがハイプレッシャーの状況なので、ボラを掛けてしまうとシーバスは口を使わなくなります

そこで瀬の上流に入り、ボラの下を引くためにダウンクロスで狙う。

開始まもなくセイゴ、満潮潮止まりで50cm、下げっぱなに65cmとヒットするもサイズが伸びない。

深みの下流側のブレイクに移動するとボラの下から76cmのグッドサイズ。

下流の釣友がボテボテに太った74cmをキャッチ。

今回のキモはダウンクロスクリアカラー

先述の通り、ボラを掛けてしまうと場が荒れてしまいます。それを回避するために選んだメソッドがダウンクロスの逆引き

理由は3点。

?流れに逆らって泳ぐボラに対して垂直にルアーを引くと当然引っかかりやすいですよね?ボラの方向とルアーの方向が一致するダウンクロスの逆引きはスレを減らせます

?逆引きは水の抵抗が強いためルアーが潜るのでボラの下を引きやすくなります

?最後の理由は逆引きは流れの中で最もスローにアピールできる事。

最後の?はプレッシャーの掛かったシーバスには不向きに思えるかもしれませんが、そこで生きてくるのがクリアカラーなんです!
クリアカラーは、透過する光がルアーのボディ内で反射しホロと異なるアピールをしつつも、輪郭が捉えきれないので長時間見せても見切られにくいんです。まさにハイプレッシャーに最適なカラーですね。

そしてロッドも重要です。
ダウンクロスの逆引きで魚を掛けると、魚の引きと流れが合わさって強烈な引きになります。今回使用したSPEEDHOUND810MMLは流れに乗ったグッドサイズも難なくキャッチできるパワーと流れの中でルアーを操作する操作性が両立されています。全国のリバーシーバス愛好家の方は是非お試しください。

さらに詳しく知りたいと思った方は、大阪フィッシングショーで気軽に訪ねてくださいね。

当日のタックル
ロッド:エクリプス スピードハウンド810MML