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[テスターレポート]丸山政寅Vol.19 真冬のシーバスゲーム

北陸の丸山です。
ECLISPEwebをご覧の皆様、あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。
日本海側の冬は西高東低の冬型の気圧配置によって雪が降る・・・
昨年の12月初旬から週末の度に大雪に見舞われる近年にしては珍しい天候。
10年以上前ならば当たり前のだったのですが(笑)

昨年末、そんな北陸のシーバスゲームで極太のナイスフィッシュに会えました♪

大荒れの日本海の海水温は日々低下し続け、年末を迎える頃には表面海水温が12度台。産卵前の荒食い状態のシーバスと言えども水温の急激な低下はシーバスの活性を下げてしまう原因になります。そのためデイゲームでの釣果は海の状況に左右される展開が続きました。自分としてはナイトゲームへのシフトがベストな判断と考えて釣行プランを変更。

真冬のナイトゲームとして漁港の常夜灯の明暗部や潮の流れが発生しているオープンエリア。かなり冷え込む中でのゲームとなるので磯場よりも安全な漁港のポイントに入る事がベスト。

この時期のベイトとなるのが15〜20?クラスのカタクチイワシやハタハタ。そのためルアーサイズは大きめの140mmクラスがベストと考えています。またシーバスの捕食レンジが秋よりも下がっている事からサスペンドやシンキングタイプをセレクトすることでシーバスの目の前にルアーを見せることが重要です。私にとって、この時期はエクリプス×imaのサスケ裂波140SSPはマストアイテムです♪

また、カラーも重要な点です。
ナイトゲームで力を発揮するチャートゴールドレッドの3色は間違いなくシーバスの口を使わせる力を秘めています。エクリプスにはその3色で作られたサンライズチャートがあります♪

リトリーブスピードはスローにただ巻きで十分なので難しいテクニックは一切ありません。
ポイントでは常夜灯の明暗部の切れ目を中心に扇状に、その日の海の状況を把握する所から始めます。

有望なのは、ルアーが常夜灯の光が届かない暗い所から明るい所に差し掛かるポイント。また、ルアーが強い流れから出たタイミングでもバイトが出やすいです。ナイトゲームでは流れが目視できないため、リトリーブ中に手元に伝わってくる感触の強弱で流れをを把握します。スローのただ巻きをしている時に、ルアーが潮の動きの強い場所に入れば、手元に伝わる感触が重くなったり強くなるはずです。逆もまた然りです。感覚は人それぞれですが、私の場合は「ヌ〜っ」と掛かっていた抵抗が「フッ」と軽くなる時がチャンス!みたいなイメージです。

ヒットに繋がれば間違いなく極太のランカーシーバスの確率が高い北陸地方の真冬のシーバスゲーム。

くれぐれも防寒対策は念入りに・・・