REPORT

【ニンベン修行記】vol.16 エクリプスルアーのフック

ニンベン仲村です。
今回のレポートはエクリプスルアー達の「フック」について

私がフックについて気を使うようになったのは確か2008年頃

がまかつからRB-MHが発売され、ヒデはやしさんや鈴木斉さんが絶賛していたが、値段が高かったため手が伸びなかった記憶があります。ヒデさんがあまりに絶賛するため興味本位で一つ買って、当時通っていた旧江戸川に持っていきました。

効果はテキメン

この時期2〜3cmのマハゼの子供がいるんですが、それまでのフックだと1日に1〜2回くらい掛かってくる程度だったのが、RB-MHに変えた途端にバスバスと掛かってくるようになったんです!

重量がある魚なら多少鋭さが無くてもフッキングしやすいけど、極小ベイトは重量が軽いので針先が鋭くないと刺さらないのです。「ベイト」という貴重な情報を把握できる事も大きいアドバンテージになります。

では相手がシーバスだったら?
ショートバイトのフックアップ率が劇的に改善されました!さらにはシーバスの口の硬い筋部分に貫通する事が増えました。

フックに気を使うと確実に釣果は上がる!

という事を身を持って体感しました。

鋭さの他にも、錆びにくさと耐久性に優れており長持ちするので、最終的には値段の高さを補える事に気が付きました。

しばらくするとSP-MHが発売され、ドリフトペンシル110以降の全アイテムに標準装備されていきました。

メリットばかり書いてきましたが、デメリットもあります。

1つは上記の通り、他のフックより高価な点。
もちろん、がまかつSP-MHを搭載したエクリプスのルアー達は多少高価です。しかし、ルアーを購入して、後からSP-MHを購入する事を考えると、実はオトクな価格設定と言えます。

2つ目はその鋭さゆえに、塗装を傷つけてしまう事です。
「塗装がはがれやすい」とお叱りを受ける事もありますが、他社のルアーと同様のトップコートを施しているエクリプスルアー達。形状によるところもありますが、一番の要因は鋭すぎるフックなんです。捉え方は様々ありますが、エクリプスは「アングラーの釣果」を最優先しがまかつフックを搭載しています。その点はご理解を頂けると幸いです。

全てはアングラーの釣果の為に

ヒデはやしさんから受け継いだエクリプスの信念の一つです。エクリプスルアーに込められた思いとこだわりはフックにも及んでいます。何気ない釣果の中にもフックの恩恵は必ずあるはずです。「知ってるよ!」というアングラーはもちろん、「なるほど!」と感じたアングラーは是非フックを気にしてみてください。フックは魚との接点すから。