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[テスターレポート]大石浩史Vol.24 アストレイア127の使い分け

静岡の大石です。
前回はキールバイブの使い分け方を紹介しましたが今回はアストレイア127Fの使い分けを説明したいと思います。

アストレイア127F-SSRってヒラメ釣れるんですか?

エクリプスルアーはシーバス色が強い事もあってサーフであまり浸透していないのか、こんな質問をされる事あります。

結論から言うと釣れます!

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サーフの水深によってはメタルジグやキールバイブの様なバイブレーションの独断場の所もありますが、全体的に浅い遠州サーフではアストレイア127Fは問題なく釣れます。「ワームやバイブレーションに反応しないでミノーにだけヒット!」という経験を何度もしています。自分にとっては遠州サーフでヒラメを狙うのにアストレイア127Fハイビートアストレイア127F-SSRはどちらも欠かせないルアーです。

 

◆使う状況◆
「ココは魚付いてるでしょ?」という変化で投入しています。

キールバイブ75を使って速いテンポで広範囲を探っていって、離岸流や地形変化、流れの変化を見つけた時がアストレイア127Fの出番です。アストレイア127Fはキールバイブに比べて遅いスピードでもアクションするので、ヒラメにルアーをジックリ見せられます。特に離岸流は沖に払い出す流れなので、スローリトリーブでもアクションしてヒラメにアピールしてくれます。

全てのポイントでルアーローテーションをしていくと広範囲を探れないので、離岸流や変化などの要所でアストレイア127Fにローテーションして、アピールの方法を変えてアプローチしています。

◆使い分け◆
自分はアストレイア127FハイビートSSRをレンジとアクションで使い分けています。
アストレイア127Fハイビートのレンジは最大で約40~50cm、SSRは最大で約60~80cmくらいなのでポイントの水深に合わせて使い分けます。アストレイア127Fハイビートはバタバタと水押しの強いアクションで、SSRはプリプリと小気味良いアクションです。

「ハイビートで強アピール」→反応がなければ「少し下を引けるSSR」というローテーションがオススメです。

ちなみにハイビートはマゴチ、SSRはヒラメに強いような気がします。

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◆使い方◆
基本はどちらも速巻きです。先ほども書きましたが離岸流ではスローリトリーブもします。キモはルアーのアクションが手元にしっかり伝わるスピードでリトリーブすることです。そうすることで水押しとフラッシングで強くアピールしてくれます。アストレイアはボディが多面構造なので他のプラグよりフラッシングが強い気がします。

 

ワームやバイブレーションで反応しないけどミノーに反応する

そんな状況は確実にあります。あと、忘れてはいけないのがベイトの大きさです。経験上、ヒラメが捕食しているベイトが大きい時にミノーが効く傾向があります。

これからの季節はベイトが大きくなっていくので是非使ってみてください。

アストレイア127Fを使って記憶に残る1匹を釣って下さい。

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