スライトエッジシリーズの対極と位置付けされたキールバイブ75。
「スローでもアクションするバイブレーション」というコンセプトを、キールが付いた独特のフォルムはもちろんキール内にウエイトを配置するという、井上友樹氏の独創的な発想で実現し、昨年3月に鮮烈なデビューを果たしました。
そんなキールバイブ75は、サイズやウエイト的にスライトエッジ90、シャロースライト90、パワースライト85、パワースライト85ハイビートとのローテーションに適しています。
詳細は「波動のローテーション」をご参照下さい。
しかしベイトサイズが小さい時、ルアーサイズを下げないと反応が得にくい渋い状況、クロダイなどのパターンではサイズ的に少し大きかったのも事実。こんな時に使用頻度がグンと上がるのがミニスライト75。
「小さいキールバイブは作らないの?」
キールバイブ75発売当初から頂いていた多くのリクエストに応えられる時が近づいてきました。75と並行して開発していたダウンサイズモデル「キールバイブ62」がいよいよ形になってきました。
フィッシングショー大阪を皮切りに各地のイベントで展示しています。以前のサンプルと比較して厚みが増し、キールバイブ75に近い形状になっています。現在のサンプルのウエイトは13~15g前後。まさにミニスライト75とのローテーションにピッタリのウエイト感。
左からパワースライト85、キールバイブ75、ミニスライト75、キールバイブ62
先日テストしてきましたが、キールバイブ75よりも若干引き抵抗は軽くなっていますが、しっかりとした強波動を発生させます。そしてソリッドボディとキールによる安定の飛行姿勢は健在。レスポンスも非常に良く、リフト&フォールとの相性もバッチリでした。キールバイブ75で一部の上級者が愛用するメソッドにも対応しています。
小粒でブッ飛んで骨太な波動
東京湾はもとより涸沼、浜名湖、宍道湖などの汽水湖や河川でもバッチリハマりそう・・・
楽しみで仕方ありません!
もう少し暖かくなれば、産卵から回復してきたシーバス達が活発にベイトを追う季節を迎えハイシーズンに突入していきます。6月発売を目標に開発のピッチを上げていますので楽しみにしていてください♪