REPORT

【ニンベン修行記】vol.14 波動のローテーション

ECLIPSEwebをご覧の皆様、ニンベン仲村でございます。
遂にキールバイブ75がリリースされました!

 
今回は開発コンセプトを最近の釣行の状況と合わせて紹介させて頂きます。

エクリプスの看板商品スライトエッジ90
通常のバイブレーションよりも格段に小さく細かい振動(微細動アクション)を発生するミノーシェイプのバイブ。その細かい振動はスレたシーバスへの特効ルアーとして数々の実績を残しました。そしてバイブレーションとは思えないほどの軽い引き抵抗が超速巻きを可能にします。この超速巻きとジャークによる横っ飛びアクションを駆使する事でリアクションバイトを量産できる稀有なバイブレーションなのです。

しかし完璧なルアーなどなく、デメリットがあったのも事実。
回遊待ちなど、遠くの魚に気付かせるシチュエーションや、高活性の群れが入って入れ食い状態の場合、波動の小さいスライトシリーズはアピールが弱く、強波動バイブに釣り負けてしまう事もしばしば。また、スローに巻くとアクションが小さくなりすぎたり、棒になってしまうため、ドリフトなどスローな展開では実力を発揮できませんでした。

そんなスライトシリーズに足りない「強波動」と「スロー」というキーワードで開発されたのがキールバイブ75なのです。

逆を言えば強波動のキールバイブ75はアピールが強い反面、スレの進行が早いとも言えます。つまりキールバイブ75とスライトシリーズはお互いを補完しあうルアーであり、それらをローテーションする事で多くのフィールドやシチュエーションでシーバスとコンタクトできるようになるのです。3月中旬に釣行したデイゲームで、まさにそんな状況にハマりました。

当日はだいたい40分間隔で時合が訪れる回遊パターン。
回遊待ちの時間は強波動のキールバイブ75でアピール。シーバスが回遊してくると連発!

しかし2〜3本も釣ると、スレてきてショートバイトに・・・。
そこでパワースライト85ハイビートへローテーションすると深いバイトが!

さらにシャロースライト90にローテーションしてジャークすると・・・♪

そしてシーバスの群れが去ったらキールバイブ75で回遊待ち。。。

この繰り返しでエキサイティングなデイゲームを堪能できました!
今回はバイブレーションの特性を活かし、「波動のローテーション」をする事で多くの魚に出会う事が出来ました♪

皆様もキールバイブ75とスライトシリーズによる波動のローテーションを試してみてください!