石川県の丸山です。
落ち鮎パターンや極太シーバスが河川で釣れるシーズンですが、この時期に自分が夢中になるのが磯マル&磯ヒラゲーム。
磯は一度ハマると抜けられないほど面白いんです(笑)
私の晩秋の磯マルゲームは、朝日が昇る時間帯からスタートし日が沈むまでの時間帯で磯マルを探すスタイル。
メインベイトとなるのは10cm前後のカタクチイワシ。
カタクチイワシが入っているポイントならば、荒れ後のタイミングを見計らって磯へ向かえば高確率でバイトしてきます。
しかし
カタクチイワシが入って居ないポイントでは簡単に口を使ってくれません。
そんなポイントのシーバスは何を捕食しているのか?
それは甲殻類
磯マル達は甲殻類の多いシャローエリアで根や海藻などのストラクチャーに身を潜めて流れてくる甲殻類を待ち伏せしているんです。
シーバスの身を潜めるレンジにルアーを送り込む・・・
つまり、レンジを下げる必要があるんです。
シャローエリアでレンジを下げ過ぎると・・・・当然根掛かりが増えます。
カタクチイワシ不在の磯では、レンジのジレンマを克服して磯マルが定位しているポイントへルアーを送り込む事がキモになってきます。
そんな時に活躍してくれるのがSSP(セミサスペンド)システムのルアー。
その日の塩分濃度や水温によって浮力が変わってくるので完全なサスペンドを実現するのは難しいですよね。そこでエクリプスではスローフローティングからスローシンキングまでをひっくるめてセミサスペンドと定義しているそうです。
簡単に説明すると、リトリーブを止めたりテンションを抜いた時に、急に浮いたり沈んだりせず、大きくレンジを変えないという事です。テンションの掛け方も影響してきますが、流すように使えば、ある程度レンジを入れた所で、そのレンジをキープしてくれるんです。
かつてコラボで発売したアムズデザインの裂波SSPやハウンド125SSPなどは、シャローエリアでのレンジコントロールが非常にしやすくて重宝していました。
そしてアストレイアシリーズもフックを純正の4番から3番にサイズアップすることでセミサスペンドの性能を発揮するように作られているので同様の使い方ができるんです。
レンジに応じてアストレイア127F-SSRや127Fハイビートを使い分ける事で細かく対応できます!
そして、今開発に携わっているタイプのルアーは、そのレンジをキープしながらも世の中の常識にとらわれないタイプのルアー。
まだ、テストを始めて間もないので釣果に結び付いていませんが、信頼のできるルアーに仕上げるお手伝いをしています。
Rod:VARIANT REXEATER107
Lure:ASTRAIA127F-SSR、ASTRAIA127F-HiBeat、SasukeSSP、HoundSSP