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[プロスタッフレポート]前田泰久Vol.36 バロール90限定カラー解説

こんにちは。プロスタッフの前田です。

前回紹介した、冬から春にかけてのセレクティブパターンを攻略するバロール90限定カラーの詳細を解説します。

 

 

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ナチュラル系クリアというコンセプトでアストレイア99F-SSRで登場し、後にアストレイアシャロー99Fでも採用されています。クリアのマグマホロにマットコートを施す事で、シルエットをぼやけさせ、表面の反射を抑え、透過光も少ないローアピールカラーを実現。テールのグローでリアクションの要素を追加しました。

アミパターンにおいては数少ない特効カラーとして上級者に愛用されています。またシーズンを通してシーバスの警戒心が高まる超澄潮や、先行者などのプレッシャーを受けた魚にも口を使わせる強さを持っています。

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ローアピールながら艶めかしい生命感は抜群です。

 

 

 

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クリアベースにクリアマグマホロを合わせる事で、シルエットを掴ませずに表面の反射に加え透過光が乱反射するアピール系クリアカラー。さらにオレンジスカルとテールのUVがリアクションバイトを誘います。

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そのうちレポートでも紹介しようと思っていますが、UVやグローはアミパターンにおいて釣果に大きく影響を与えます。定番カラーの#134クリスタルスカル、グローテールの今回のゴーストミラージュと組み合わせる事で、クリア系のローテーションで緻密に攻略できます

 

 

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バチと言うと赤や緑を連想しがちですが、黒と並んで実績が高いのがブラック系シルエットが出やすく存在感をアピールしつつオレンジのスカルマークが明滅効果を付与します。そして春のクリアウォーターでの汎用性を上げる為に光を透過する濃いめのクリアブラックに仕上げました。定番カラーの#135ナイトメアや#136ブラッディーナイトとのローテーションでバチパターンに細かく対応できます。

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春以外でも黒系はハマると他を圧倒する爆発力を持っているのも魅力です。最終テストでもランカーを連れてきてくれ実力を証明しました。

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トウゴロウイワシやカタクチイワシをイミテートしたベイト系ナチュラルカラー。水に馴染みやすいグリーンバックで背中と腹のクリアがベイトの透明感を演出。そして鱗の細かさを表現する新しいホロを採用しリアルなベイトを再現しました。さらにヘッドにチャートを吹くことでナチュラルカラーにありがちな視認性の悪さを改善、グローテールで大量のベイトの中で存在感を示す・・・シンプルに見えて手が込んでいます。

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細身のバロールのシルエットと相まって稚鮎やスモールベイトパターンなど河川でも使いやすいカラーに仕上がりました。ハーフミラーの#127紫銀とのローテーションがオススメです。

様々なこだわりと盛り込んだ限定カラー。もう実績は抜群です。

2月に発売予定ですので皆様も使ってみてカラーの差を体感してみて下さい!