こんにちは。
東京湾奥の前田です。
桜も咲き始め、ようやく春めいてきましたね。
「エクリプスってカラーにこだわって作ってるよね」
と良く云われますが、激戦区を攻略する上でカラー選択は非常に重要な要素の一つだと僕は考えています。今月発売予定のバロール90もそんな状況でも釣り勝てるように、カラーラインナップにもこだわりました。
その中でも今回は『メッキ』のお話。
メッキ系のカラーが釣れる事を知ったのは、僕がバスをやっていた学生の頃だからかれこれ20年程前。その当時、大手メーカーさんのクランクベイトやシャッドにメッキのキンクロがあり、これが本当に良く釣れたんです。もちろんアイテムの性能も良かったんですけど(笑)。
シーバスシーンでも昔からメッキカラーはあるものの、数は少なかった記憶があります。しかし近年は蒸着メッキが登場しメッキ系カラーのラインナップが少しずつ増えてきたように感じます。エクリプスでも『超フルメッキ』や『メッキ鮎』などラインナップされています。
メッキホロや蒸着メッキは端的に言うとギランギランと光を強く反射します。光量が多いデイゲーム用のカラーというイメージが強いですが、ナイトゲームでも常夜灯など光がある所では遠くの魚までアピールし抜群の集魚力を発揮します。また常夜灯が無くても、街の灯りなどの少ない光でも反射してアピールしてくれるというメリットもあります。
ちなみに「蒸着メッキ」は真空中でアルミを蒸発させてルアーに付着させるそうです。なのでメッキホロと違いボディ全体が鏡面になるんです。ルアーの側面だけで無く、背中や腹、フックやスナップを付けるアイまでギラギラです(笑)。なので光を反射する面が多く、色々な角度からの光を反射するのでメッキホロよりもアピールは強いと感じています。
個人的にも様々な場面でメッキカラーが大活躍してくれています。
デイのウェーディングで(アストレイア127Fハイビート超フルメッキ)
こちらはリバーのナイトゲームで(ランドラゴ120F超フルメッキ)
そんなワケで今回のバロール90にも蒸着メッキをラインナップしてあります♪
そしてバロール90にはもう一つ蒸着メッキを纏ったカラーを新色としてラインナップしました。
エクリプスにはサンライズチャートとうエクリプスを代表するゴールドベースのカラーがあります。チャートとゴールド相乗効果で強い濁りが入った状況では抜群の強さを発揮するカラーです。ただ、個人的には完全に濁りきらないササ濁りの時などはアピールが強過ぎると感じる事もあり、ナチュラルにアピール出来るゴールド系が欲しいと考えていました。そしてナチュラルなゴールドを表現する為に選んだのが、この蒸着メッキのゴールドなんです。
このシャインゴールドはテスト中も様々な場面でしっかり魚を出してくれました。そして、つい先日は干潟のシャローから82cmのランカーを見事に引っ張り出してくれました!
実はまだあまり知られていない蒸着メッキの強さをバロール90で体験して頂けたら幸いです。