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[テスターレポート]金子具幸vol.9 ランドラゴのシャローゲーム

こんにちは。
キンキンです!!

段々冬らしい季節になって参りました!!!
先日、河川のシャローゲームを楽しんできました時のお話ですm(__)m

ポイントは沈み根が点在する河口のシャローエリア。

沈み根の上部はとても浅く、シャローランナーでもラインの馴染ませ方や巻き方(引っ張り過ぎ)次第で簡単に小突いてしまいます。

そんな厄介なポイントで大活躍したのがランドラゴ120F90F!!!

フローティングでリップレスなので、テンションを掛け過ぎなければほとんど潜らないんです!

水面直下を流せるので今回のポイントにバッチリハマりました

 

釣りを開始してしばらくすると、下げの流れが加速し沈み根に当たって潮目が出来てきました。

そしてベイトが流されてくるとシーバスさんのヤル気がアップし潮目付近で単発のボイルが発生。

ボイルが出た範囲をランドラゴ120Fで丁寧に流すと・・・

ボシュっ!!

気持ちワンテンポ置いてからフッキング

20161209kaneko01

流れが加速して潮目がハッキリしたことで、地形変化とシーバスのポジションが分かりやすくなって獲れた1本。可愛いサイズですが嬉しくなりました!

 

そこから、様子を見ながらキャストを繰り返して状況を確認します。

当たり前の話ですが、ベイトが流されてくるタイミングがキーになっていました。

ただ河口の下げ潮は一定の速さで流れるとは限りません。

流れが緩くなるタイミングも訪れます。

そんなタイミングで良い仕事をしたのがランドラゴ90F!!

120Fよりレンジが入るものの、緩い流れにスローに流せば上のレンジも流せます。

レンジが入る事を逆手にとって、沈み根に軽くコンタクトさせてからリトリーブを止めて流すと・・・

ココン!

20161209kaneko02

流れが緩んだからか、ストラクチャーにタイトに着いていたみたいです。

コンディションの良いナイスなシーバスさんでした!!!

仲間の釣果を見ていても、この日のシーバスは流れが速い時は潮目にステイし、流れが緩いとストラクチャーにタイトに着く2つのパターンでした。そんな状況にランドラゴ120Fと90Fをこんなイメージで使い分けました。

流れが速い → シーバスの活性高い → レンジは上
→大きいシルエットと強めのアクションでアピール → ランドラゴ120F

流れが緩い → シーバスの活性低め → レンジを入れてストラクチャーに寄せる
→小さいシルエットと控えめのアクションでナチュラルに → ランドラゴ90F

 

加速したり緩んだりする「下げの流れの変化」で、バイトゾーンが変化するのを感じながらのシャローゲームでした!!そしてランドラゴ120Fと90Fの懐の深さを感じた釣行でした!

20161209kaneko03

あと、イベントで「アップクロスのドリフト」について何回か聞かれたので自分なりの方法を説明します。参考になれば幸いです

①アップクロスにキャスト。サミングできればさらにグッドです!

②ラインを馴染ませたらティップから垂れる「ラインのたるみ」を見ます。

③ルアーは上流から自分の方に流れてくるのでラインがたるみます。それを巻き取るイメージでリトリーブします。この時、自分はティップからのラインが張りすぎないスピード(ティップにテンションを感じない)でリトリーブしています。ちなみにラインが張るとティップにテンションを感じます。

④ルアーがターンして手元に水の抵抗を感じ始めたら巻かずに少し待つ。

⑤回収

状況に応じて④を飛ばして回収したり、③の後にラインを出してターンする位置を下流にずらしたりして、狙う位置を変えたりします。
また④の後にロッドを下流に送り込んでもう一回ターンさせたり色々とアレンジするのも効果的です。

アップのドリフトは手元にルアーのアクションが伝わらないので、「ルアーがアクションしていない」と感じてしまうのが一番の壁だと思います。でも手元に伝わってこなくても釣れるんです。

「キャストしてリールのバックラッシュをほどいていたら喰ってた」

なんて経験がある方も多いと思います。アングラーが巻かなくても、流れを受けたラインがルアーを引っ張って泳がせてくれているんです。

イメージをしてリトリーブする事が大事です!!!

イメージが湧かない場合は明るい時に、視認性の高いカラーでフルキャストせず近めの距離で試してみるのがオススメです!

Rod:VPEED HOUND810MML
Line:VARIANT PE#1
Lure:LANDRAGO120FLANDRAGO90F