ニンベン仲村です。
前回のレポートで紹介しましたが、地元の小規模河川を回りオベリスク80MLレイピアの感度の恩恵で2本のシーバスをキャッチ。その後、朝マズメに先月のレポートで報告した新規開拓ポイントにハシゴしてきました。
ポイントは小河川にある小さな堰。今回で3回目の釣行です。
過去2回はシーバスが釣れており、ハズレなしの状況。
前回までのヒットパターンは、堰自体が根掛かりしにくい形状のため、落ち込みの上部にランドラゴ90Fを投入し、ルアーを水と一緒に落下させた直後にバイトが出る、というイメージ。つまり下流から堰をドアップに狙う感じです。
この日も下流から落ち込みの上部にランドラゴ90Fを撃ち込み、自然に流し落としていきますが反応がありません。しかし、ピンで良い流れに落としてやるとコンっ!というバイトは出ますが、ショートバイトでフッキングできません。先行者が居たのかもしれませんね。
しばらく撃っていると、ショートバイトすら出なくなったので堰の横に移動し、堰を横から探ります。すでに夜明けから30分ほど経過しチャンスタイムも終わりかけ。
奥の流れを流してもバイトが出ず、「そろそろ上がろうかな?」と考えながら回収していると、回収中のランドラゴ90Fのメッキ鮎が手前の強い流れに差し掛かった時にバシャッと出ますが乗りません。
ん?巻いて出たぞ?
前回までは、流さないと喰わなかったよな?
と思いながら、アストレイア99F-SSRに変えて同じコースを通しても反応なし。強い流れに差し掛かると水を噛み過ぎてしまいバタバタと強く暴れてしまいます。
ランドラゴ90Fに戻して、カラーをゴーストパールロゼに変えてみました。
同じコースをトレースすると強い流れの中でバイト!
ギュンギュンに走った魚をどうにかランディングすると、ベイトを飽食してパンパンに太ったナイスプロポーションの個体です。
ドラグをキツめにしていたため、フックを伸ばされてしまいました(焦
流れに対して、順方向に流し落とす縦方向のアプローチでは反応しきらなかった魚が、流れを横切らせる横方向のアプローチで口を使ってくれました。
アプローチの方向の重要さ、そしてランドラゴ90Fのポテンシャルの高さが身に染みました。ランドラゴは「ドリフト専用」のように思われがちですが、今回のように流れを横切るようにリトリーブしても破綻しないで泳ぎきります。さすが河川専用設計と改めて感じた釣行でした。
他のルアーだと暴れてしまう状況に遭遇したらランドラゴ90Fを試して見てください♪縦と横のアプローチも試してみてください♪
Rod:Obelisk80ML Rapier
Line:VARIANT PE0.8
Lure:LANDRAGO90F