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【ニンベン修行記】Vol.50 高感度ロッドの恩恵

ニンベン仲村です。
7月上旬に久しぶりに地元の小規模河川を回り、朝マズメに先月開拓したポイントにハシゴしてきました。

 

この時期、水温が上昇し港湾の潮が悪くなると、シーバス達は水深と流れのある沖堤のような場所や、河川に入ります。今回の狙いは後者。

「河川」というと大規模河川や中規模河川をイメージしがちですが、シーバスが身を隠せる水深(1m以上)があってベイトが居れば、驚くほど小規模な河川や支流にも入ってくるんです。

 

最初に入った川は幅15mほどの小規模な都市型河川。三面護岸で橋脚などの障害物が殆どないのでシーバスが着くのはほぼ護岸。

いわゆる「壁撃ち」ってヤツです。

このポイントでは丸々と太ったコイとシーバスが混在しています。混在、というよりはシーバスがコイの下から水面を見ているイメージです。なので壁際を探るとしょっちゅうコイにルアーが当たります。

この時にアワせてしまうとコイとのビッグファイト(笑)が始まり、シーバスは逃げてしまいます。かと言って、コイにビビッていると肝心のシーバスが喰ってきた時にフッキングが決まらないでバラしにつながります。

つまり、コイの触れアタリとシーバスのバイトをシッカリ判別しないといけないんです。

 

今回はオベリスク80MLレイピアを使用したのですが、小口径ガイドの恩恵は凄いですね!!

 

ビンビンの感度でコイの背中や尻尾の触れアタリとシーバスのバイトが正確に判別できるんです!

 

上手く伝わるか分かりませんが、コイの触れアタリはドゥン!とかドィン!みたいに少し柔らかさがあるのに対して、シーバスのバイトは硬い口がルアーに当たるのでガッ!とかガガッ!と硬さがあるんです。それがビンビンに伝わってくるんです!

 

ゥン… ゴゴッ!

 

エクリプスコラボのビーフリーズがコイに当たって軌道がズレた直後に硬質なバイト。迷わずフッキングを決めるとエラ洗い!

ファイトを楽しんでからゴボウ抜きしたのはレギュラーサイズ。フックを強化したアサルトカスタム仕様は強気のファイトが出来るのがありがたいんです♪
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丸飲みです♪

その後も小型を追加しましたが、ロッドの感度が高い事によるメリットを再認識した釣行でした。

ロッドの感度が高いと流れの強弱やルアーアクションはもちろん、今回のようにバイトと触れアタリを判別したり、ボトムの質を把握したりと様々な情報を読み取れるメリットがあります。それらの情報は攻略のヒントにもなります。

是非、高感度のオベリスク80MLレイピアを使ってみてください。新たなヒントが見つかるかもしれませんよ♪

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この後、朝マズメに向けて移動したのですが、少し長くなったので次回に続きます。m(_ _)m

Rod:Obelisk80ML Rapier
Line:VARIANT PE0.8
Lure:B’freez78S