REPORT

【ニンベン修行記】Vol.21 フックの差

ニンベン仲村です。
遂にランドラゴ120Fが発売されましたね!
これからの落ち鮎シーズンや、それ以外のシチュエーションでも他のルアーとは違うアプローチが出来るので色々試しすのが楽しみです♪

 

さて、東京湾は?というと、様々な情報を聞くと「今年の東京湾は秋の進行が早い」ような印象を受けます。

 

そんな秋の東京湾で外せないのが干潟のウェーディングゲーム。少し早めですが、キンキンことテスター金子氏と状況をチェックしに盤州干潟に行ってきました。

 

2人でスリットの位置や形状を確認しながら歩き回りますが、1バラシで干潮を迎えます。

干潮から1時間。上げ潮が効き始めたタイミングでキンキンが1キャッチ

20151001nakamura01

続いて私にもヒット!

2匹ともローリング系のプラグでヒット。

 

すかさずアストレイアシャロー99に変えて速巻きで探ると

 連  発 !

20151001nakamura02 20151001nakamura03

キンキンもアストレイアシャロー99に変えますがヒットはありません。

リトリーブスピードは一緒 何が違う?

カラー?

私は先日のイベントで発売された限定カラーを、キンキンはクリアフラッシュを使用。このカラーはデイゲームで高実績なので問題無さそう。

#118クリアフラッシュ

 

他に何が違う?

「速巻きするとルアーが暴れすぎちゃいますね」

キンキンが呟いた瞬間、二人で顔を見合わせる

フックだ!

私はノーマルの#4フックなのに対し、キンキンが使っていたのは#5フックのオータムセレクション。

 

フックのサイズを変更すると何が変わるのか?
重量水の抵抗が変わります。

重量について
誰もが知っている某ペンで例えます。下の図をご覧ください。
20151001nakamura04
左右の持ち方で同じ力で振ると・・・
図の左側の持ち方の場合、先端が軽いので上下に大きく動きます。一方、図の右側の持ち方の場合、先端が重いので左側より動く幅が小さくなりますよね?

 

水の抵抗は・・・
20151001nakamura05
指2本で水をかき混ぜるのと、指4本で水をかき混ぜるのでは抵抗が違いますよね?同様にフックも大きければ水の抵抗は大きいですし、フックが小さければ水の抵抗は小さくなります。

簡単にまとめると、フックが大きくなると泳ぎが抑えられて、フックが小さくなると泳ぎが大きくなります。

 

今回はデイゲームで速巻きでないと見切られてしまう状況だったので、大きい(#4)フックのノーマルがマッチし、小さい(#5)フックのオータムセレクションは暴れすぎてしまいました。川などで流れが速い状況ならミディアムリトリーブでも同じことが言えます。

逆にスローに見せるナイトゲームや、流れの緩い場所では#5フックのオータムセレクションが大活躍します。

フック1つで反応が変わる

これもルアーフィッシングの楽しみですね

同じルアーを違うフックセットで持ちこむも良し、現場でフックを変えても良し

状況にアジャストさせて最高の一尾を獲ってください♪

20151001nakamura06

 

Rod:SpeedHound85ML
Line:VARIANT PE0.8号
Lure:AstraiaShallow99F

Gear:SurvivalFeetStringShoulderPouch
Apparel:EclipseMeshCap2014