徳島の長井です。
少し前の釣行で、渋った状況であるルアーが良型のヒラスズキを導いてくれた。
ナイトゲームで挑んだサーフのヒラスズキ、いわゆる「砂ヒラ」と呼ばれるゲーム。
当日は東寄りの風が吹き波高は1~1.5m。「波による濁りが多少は入っているはず」という考えでアストレイア127Fハイビートのチャートパールをチョイスしサーフを移動しながら探っていく。
砂ヒラゲームで重要なのは、ヒラスズキ達が捕食に利用する離岸流を探す事。
日中なら目で離岸流を見つける事も出来るが、夜間はルアーの引き抵抗で離岸流を探す事になる。
そこでオススメなのがアストレイア127Fハイビート。
潮噛みが良く引き抵抗で離岸流を見つけやすいのだ。また、比較的ワイドなウォブリングでアピールが高いため勝負が早い。なのでランガンに適していて使用頻度が高いルアーだ。
そんなアストレイア127Fハイビートで離岸流を探していると、北寄りの流れが強くなってきた。実績の高いポイントに移動してみると、早速バイトが出るが乗らない。言葉にしづらいが「ルアーに噛みつく感じがない」印象。
活性が低いのか?それともカラーがマッチしていないのか?
と考えながら、ルアーやカラーをローテーションしながら周辺を重点的に攻めるが反応は続かない。
色々仮定していくなかで「想像以上に濁りがきついのか?」という考えがよぎる。頭に浮かんだのはコットンキャンディ。
ルアーボックスを探すと見つからない。諦めきれずにボックスをひっくり返すと一番下にアストレイア127Fハイビートのコットンキャンディが・・・!
運命めいたものを感じ、釣れそうな予感が強まってくる
早速キャストすると、ブレイク付近でガツン!と明確なバイト
フッキングを入れるとズシッとした重量感。
ラインを引き出す中々の好ファイターだが、レクシータ107が魚の動きに追従する。不安を全く感じることなくサーフにズリ上げたのは70cm後半のグッドサイズのヒラスズキ。
河川の濁りで実績の高いチャートパールでショートバイトだったが、コットンキャンディで深いバイトを得られた。結果論だが、河川の濁りとサーフの濁りが少し違った感じがあり、その差かもしれない。
今後もカラーを検証していきたいが、今回はコットンキャンディのアストレイア127Fハイビートに感謝する結果となった。
Rod:VARIANT REXEATER107MM
Lure:ASTRAIA127F HiBeat