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[テスターレポート]長井淳Vol.10 いつもと違うカラー

徳島の長井です。
少し前の釣行で、渋った状況であるルアーが良型のヒラスズキを導いてくれた。

 

ナイトゲームで挑んだサーフのヒラスズキ、いわゆる「砂ヒラ」と呼ばれるゲーム。

当日は東寄りの風が吹き波高は1~1.5m。「波による濁りが多少は入っているはず」という考えでアストレイア127Fハイビートのチャートパールをチョイスしサーフを移動しながら探っていく。

砂ヒラゲームで重要なのは、ヒラスズキ達が捕食に利用する離岸流を探す事
日中なら目で離岸流を見つける事も出来るが、夜間はルアーの引き抵抗で離岸流を探す事になる。

そこでオススメなのがアストレイア127Fハイビート
潮噛みが良く引き抵抗で離岸流を見つけやすいのだ。また、比較的ワイドなウォブリングでアピールが高いため勝負が早い。なのでランガンに適していて使用頻度が高いルアーだ。

そんなアストレイア127Fハイビートで離岸流を探していると、北寄りの流れが強くなってきた。実績の高いポイントに移動してみると、早速バイトが出るが乗らない。言葉にしづらいが「ルアーに噛みつく感じがない」印象。

 

活性が低いのか?それともカラーがマッチしていないのか?

と考えながら、ルアーやカラーをローテーションしながら周辺を重点的に攻めるが反応は続かない。

色々仮定していくなかで「想像以上に濁りがきついのか?」という考えがよぎる。頭に浮かんだのはコットンキャンディ。

ルアーボックスを探すと見つからない。諦めきれずにボックスをひっくり返すと一番下にアストレイア127Fハイビートのコットンキャンディが・・・!

 

運命めいたものを感じ、釣れそうな予感が強まってくる

 

早速キャストすると、ブレイク付近でガツン!と明確なバイト

 

フッキングを入れるとズシッとした重量感。

 

ラインを引き出す中々の好ファイターだが、レクシータ107が魚の動きに追従する。不安を全く感じることなくサーフにズリ上げたのは70cm後半のグッドサイズのヒラスズキ。

河川の濁りで実績の高いチャートパールでショートバイトだったが、コットンキャンディで深いバイトを得られた。結果論だが、河川の濁りとサーフの濁りが少し違った感じがあり、その差かもしれない。

今後もカラーを検証していきたいが、今回はコットンキャンディのアストレイア127Fハイビートに感謝する結果となった。

Rod:VARIANT REXEATER107MM
Lure:ASTRAIA127F HiBeat