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【ニンベン修行記】Vol.60 レンジを入れる有用性

ニンベン仲村です。
ハイシーズンの三連休、もちろん釣りに行ってきました!

当初は大型河川の下流でじっくりウェーディング!と思っていましたが、三連休とあってポイントは満員御礼で入れず。。予定を変更して中型河川をランガンしますが、行く先々でポイントに入れません。

4か所目のポイントを覗くとやっぱり先行者。
次に行こうとすると先行者が移動しそうな雰囲気です。ポイントに下りて挨拶すると、「2本釣れたけど、アタリが止まったので移動する」との事。先行者と入れ違いでポイントに入らせてもらいました。

 

ポイントは都市型の中型河川の下流域に架かる橋。

明暗と橋脚が絡む教科書通りのポイントです。

 

まずは表層からバロール90で明暗を引いたり、暗部に流し込んで橋脚を絡めてみますが反応はありません。

続いてアストレイアシャロー99Fアストレイア127F-ハイビートとローテ―ションしていくも反応なし。

 

そういえば先行者の竿にシャローランナーついてた…。

このレンジは通されてる。

ベイトも見えないし、もう少し下かな?

 

そんな考えでアストレイア99F-SSRでレンジを下げるも反応なし。

ドリフトペンシル90で同じレンジをアクションを変えて通すも反応なし。

ドリフトペンシル90を沈めてもう少し下を流そうとするも、流れが強くなりイメージ通りに流せません。

ボックスを開き「もっとレンジが入るルアー」を探すと、上がってきたばかりのフルフロウ120Fのサンプルが目に入る。

 

早速、ダウンクロス気味にキャストし、流れを受けさせながらグリグリと巻いてレンジを入れてから、デッドスローに移行。

60~80cmくらいのレンジをドリフトしているイメージで流していきます。

速めの流れをダウンで受けても、フルフロウ120Fのタイトウォブンロールは小気味良い引き抵抗で破綻しません。

 

3投目。ラインが橋脚に吸い込まれ「少し攻めすぎたかな?」と思った瞬間にガシッと鈍い手応え。

ヤバイ・・・

サンプル引っ掛けちゃった。。

 

祈るような気持ちでロッドをあおると生命感??

ヒットでした(笑)

オベリスク77MMLグラディウスのパワーで橋脚から引っぺがしてキャッチしたのは、60cm級ながらベイトを飽食して丸々とした秋の魚。

一尾でしたが、先行者の後に絞り出した嬉しい釣果になりました。

 

活性が高ければ魚は表層まで捕食に出てきます。

でも活性が低かったり、先行者が釣った後などはレンジが下がります。

そんな時にしっかりレンジを入れられるルアーの有用性を再認識した釣行でした。

Rod:Obelisk77MML Gradius
Line:VARIANT PE1.0
Lure:FullFlow120F