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[テスターレポート]丸山政寅Vol.42 フルフロウ120Fって?

こんにちは北陸地方の丸山です。
今年の春から新型ミノー「フルフロウ」のテストに参加させてもらっています。

フルフロウは私のライフワークとなっている磯のシーバスゲームでの使用も想定して開発しています。今回は私なりにフルフロウ120Fの特徴を紹介させていただきます。

 

過去のレポートでも紹介してきた通り、磯のポイントでも特に鍵となってくるのが「払い出し」。その払い出しでレンジや流速によってルアーを使い分けていくと釣果に結び付くのです。

浅いレンジならばアストレイア127F-HB127F-SSRで対応できるのですが、レンジが低い時や波が高い時は対応しづらかった事が今回のフルフロウ120の登場に繋がっています。フルフロウ120Fは60~100cmほど潜って中層をしっかり攻められるレンジ設定になっています。

アクションはタイトなウォブンロールです。磯の引き波が集まって形成される払い出しは、程度の違いはあれ流れが強いです。強い流れでも暴れすぎないタイトなアクションに仕上がっています。そんなタイトなアクションの中に魅力的な『揺らめき』が発生してシーバスの捕食スイッチを入れるのです。

この『揺らめき』ですが、払い出しの中で流れを受けている状態でテンションを緩めると任意のタイミングで発生させられるので、シーバスが潜む根のそばで一瞬テンションを抜くと・・・なんて方法も可能です。

秋の磯シーズンにフルフロウ120Fでどんなシーバスと出会えるのかが楽しみでなりません。