長井です。
今回はサーフヒラスズキのレポートです
低気圧が通過すると、季節に関係なく荒れます
しかし連日荒れる秋とは異なり、春から初夏にかけては荒れても単日の事が多く、翌日には凪になるケースも多いんです。
5月に入り、そんな荒れた直後の凪のサーフに通った結果、少しパターンが見えたので紹介します。
◆釣行1回目
荒れた翌日に入釣したのは濁りが残りにくい粒子の大きい砂利のサーフ。
時合は「夜明け前の30分間」と予測し、暗いうちに釣りを開始。
ポイントを見渡すと、しっかりしたサーフ全体の横の流れに離岸流にぶつかっている場所を発見!
根が絡むシャローポイントのため、レンジが入りすぎないアストレイア127Fハイビートをチョイス。
ルアーを横の流れに投げ込んで、デッドスローリトリーブで流れに乗せて流していきます
横の流れと離岸流の合流点にルアーが差し掛かると
ガツン!
1投目にキャッチしたのは60cmクラスのナイスコンディションのヒラ
その後は1バイトありましたがフックアップしませんでした。
◆釣行2回目
1回目の釣行と同じサーフで、似たような状況とタイミングで釣行。
ポイントを見渡すと、前回とは少し違う場所でしたが前回と同じように横の流れに離岸流がぶつかっている場所
バイトを期待しながら別のルアーを通してみるがバイトは無い。
「ヒラおらんか~・・・」と肩を落としながらアストレイア127Fハイビートに変えると
ガツン!
#015リアルキビナゴ
どうもこのポイントではハイビートのアクションが大好きなヒラスズキがいるらしい。
◆釣行3回目
1回目、2回目と流れが少し違う状況だったのですが、この釣行でもヒットしたのアストレイア127Fハイビートだけ。
久しぶりにオンリーワンを感じる状況に興奮してしまいました!
簡単ですが、釣り方も紹介しておきます。
◇ポイント
凪とはいえ、荒れた直後なので濁りが残ります。粒子の細かい砂で形成されたサーフは濁りが抜けにくいため釣りが成立しにくいです。濁りが残りにくい(発生しにくい)粒子の大きい砂利浜がオススメです。そこに根や消波ブロックが絡めば確立が上がります。
◇ピンポイントを見つける
波を見ていると「セット」と呼ばれる連続した大きな波が定期的に押し寄せます。セットで浜に押し寄せた大量の水は収束して海に戻っていき、「カレント」と呼ばれる強い流れを形成します。そのカレントとサーフ全体の流れがぶつかる合流点が今回のヒットポイントです。セットが入った時に、カレントが発生する場所をしっかりチェックする事が重要です。
◇波待ち
ヒラスズキは一時的に強く流れるカレントを使って捕食をしているので、キャストのタイミングも重要になってきます。サーフだからといって、無闇にキャストを繰り返していると、魚にルアーを見せすぎてしまいスレてしまう場合もあります。セットが入り、カレントが発生しているタイミングでルアーを流れの合流点に流し込むとグッドです!
◇ルアー
散々書いていますが、アストレイア127Fハイビートがハマりました!
スローでもしっかり水を噛みウォブンロールが発生する事と、カレントのような速い流れを噛ませてもレンジが入りすぎない事がマッチしていると感じます。
他のシャローランナーも色々試したのですが、レンジは良いのですがアピールが足りないのかバイトを得られませんでした。
アストレイア127ハイビートがヒラスズキに対しても有効なのを改めて思い知った釣行でした。
ハイビート最高です!
Rod:REXEATER107
Lure:ASTRAIA127F HiBeat