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[テスターレポート] 大石 浩史 vol.66 「ルアーサイズって?」

静岡の大石です。

 

やっと秋らしい涼しさになってきました。

今回はルアーサイズについて書いてみました。

 

よくマッチザベイトと言う言葉を聞くと思います。

その場にいるベイトにルアーサイズを合わせないと食ってこないのでしょうか?

これは間違いではありません。

基本はマッチザベイトです。

でもそれでも食わない時にはルアーサイズを大きくしたり、小さくしたりすることでバイトが出ることもあります。

 

考えられる理由は3つあります。

 

1つ目は、単純に食ってるベイトが違うことです。

ヒイラギがルアーにたくさん引っかかってくるからバイブレーション、とか20cm以上のコノシロがたくさんいるからルアーは大きいミノーにとか…

でも実際には食わずルアーサイズを変えると食ってることもありました。

ヒイラギがビッシリ居て毎回キールバイブ75に引っかかってくる様な状態の時にアストレイア127F-SSRに変えたところ直ぐにヒラメが釣れた事もありました

気になって捌いてみたらお腹にはコノシロが2匹入っていました。

ヒイラギがたくさんいてもコノシロを狙っているヒラメもいるんだなと思いました。

アストレイア127F-SSRに食ってきたのもわかりますね。

 

2つ目はベイトが多すぎる事です。

ベイトが多すぎるとルアーを見つけられないため、バイトが出ない事があります。

そんな時は、ベイトサイズよりルアーサイズを大きくして、より目立つ様にしてます。

それでも食わない時にはベイトボールの切れ目を狙います。

群れになって泳いでいるベイトが弱って群れから外れた途端、待ってましたとばかりにヒラメがバイトしてくる事があります。

特に大型のヒラメは無駄に泳ぎ回ってベイトを追うより待ち構えている事が多い様に感じます。

ベイトの群れの切れ目には大型が潜んでいる熱いポイントの可能性があります。

 

3つ目はルアーサイズがベイトと同じでも、ルアーアクションが違う事です。

アクションにも2つあり、メタルジグやヘビーシンキングペンシルのようなウエイトがあるルアーをリフトアンドフォールさせたりジャークさせたりとアングラー側がルアーにアクションを付ける事。

もう1つは、ミノーやバイブレーションをただ巻きした時に起こるルアーそのもののアクションです。

逃げ回るベイトとユラユラと泳いでいるベイト、弱ってフラフラとしているベイトではアクションが全く違います。

その時その時で状況が変わるので、同じルアーでもアクションを変えてみて下さい。

 

台風シーズンが終わると遠州サーフもいよいよ秋のハイシーズンに突入します。

ヒラメ、マゴチ、シーバスに青物と1年で1番サーフが盛り上がり楽しい季節になります。

頑張って通って見て下さい。