日本全国から寄せられるエクリプスルアーでの釣果をご紹介する【ECLIPSE Report】
記念すべき第一回目のレポートは・・・
高知をホームに雑誌「salty」の夕マヅメグランプリでも活躍中の
「TEAM連合艦隊」代表の艦長さん!!
艦長さんがエクリプスルアーで捕獲した獲物とは?
そしてその方法は?
以下、艦長さんのブログより抜粋
【TEAM連合艦隊と愉快な仲間達】
5月10日(日)ゴールデンウィークも終わり,賑やかだった高知の川も静けさを取り戻し始めたと思っていた。
しかし、黄金週間は「赤い目の奴」が釣れたとの情報もあり,浦戸湾水系はまだまだ血走ったアングラーがロッドを振っている。
私自身1週間前に奴にラインを切られている
今回は私の持っているロッドで一番パワーのあるロッドを使うことにした。
本来ならばもっとパワーのあるロッドを選択するべきなのだが、所詮私はシーバス狙いのアングラー。あえて奴を狙うわけではない。
この日は大潮。満潮が19:20(169cm)、干潮は翌日の0:47(83cm)。
ポイントは深場に橋脚やストラクチャーが点在する都市型河川。
日没前の18時過ぎに釣り始めた。
かなりの勢いで潮が上げていて、足元の護岸がもう少しで浸かろうとしている。
まずは護岸の際と平行にトップウォーターを投げる。
岸際30cm以内を目標に精度重視で近くを打つ。
また上げ潮を利用し、橋脚の明暗にルアーを流し込むが反応は無い。
日没が過ぎ、辺りが暗くなった頃に満潮を迎え流れが無くなった。
5〜10cmほどのイナッコが護岸にチラホラ見えるのでルアーサイズを合わせて9cmクラスのミノーで護岸を探りつつ、沖の深場のストラクチャーをバイブレーションで攻めていく。
下げ潮が効き始めるのと同時に再度、橋脚の明暗に狙いを定める。
表層系からレンジを下げながら流し込むも反応は無い。
満潮から1時間ほど経つと流れはかなり速くなり、ベイトの気配が消えたのでボトム狙いに切り替える。
7〜9cmのバイブレーションを散々投げるが全くダメ・・・
21時を過ぎた頃にこの場所に見切りをつける
バイブレーションでラン・ガンしながら移動する作戦。
スライトエッジをクロスに投げながら約3m刻みで橋の明暗から上流に移動していく。
移動し始めてすぐの出来事だった。
橋の明暗から10m程上流のブレイクをスライトエッジで攻める
着底後ショートジャークのような小刻みなリフト&フォールで誘いをかける
フォールから持ち上げた時に根掛り・・・
「ジィーーー! ! !」
いきなりドラグが悲鳴を上げる。
「ゴン」とか「ドスン」とかのアタリは全くない。
先日のアカメと同じ展開でドラグが止まらず魚は上流に向かって走りだした。
アカメ確定か?
今日はオープンエリア。
更に前回よりパワーのあるロッド。
問題なのはフックだけか・・・
スライトエッジのノーマルフックはST46-#6
しかし、意外と早くファーストランが止まった。
ホッとしていると、セカンドランは強い流れに乗って下流の橋の方へ。
勢いよく出て行くライン。
今日もスプールは逆回転を続ける。
フックが伸びる可能性があるためスプールを握りたいのを我慢して、橋脚ギリギリまでロッドで耐えると決め込んだ。
少ししてロッドのタメが効いてきて魚は止まった。
そして、エラ洗い。
結構いいサイズっぽい。
今度は自分が上流に移動しながらジワジワと奴を橋から引き離す。
再び走るがすぐに止まる。
15mぐらいまで寄せてライトを照らすと目が赤く光っている。
アカメだ!
しばしのやり取りの末、慎重にランディングした魚は・・・
スライトエッジのナブラピンクをくわえた通算4本目となるアカメ。
アカメの自己記録となる78cm、7.2キロ
約1年ぶりの再会。
タグを打ってもらうために仲間に連絡するも都合がつかず撮影後にリリース。
アカメは元気に帰って行った。
アカメは吸引力が強いので小さいルアーは丸呑みにされ、リーダーが歯で擦れてブレイクしてしまう可能性が高い
フォール中のバイトながら丸呑みされなかった今回は非常にラッキーだった。
フッキングも懐まで入っていたのでフックも殆ど伸びていなかった。
しかしその代償としてフロントのフックアイがねじ曲がってしまった・・・
強烈な引きにドラグは何とか対応していたが、瞬発力には対応しきれていなかったということだろう。
まだ今年のアカメシーズンは始まったばかり。
高知で釣りをする限り、シーバス狙いの私もアカメとの戦いは避けては通れない。
今年も熱い夏になりそうだ。
TEAM連合艦隊と愉快な仲間達
艦長さん!!
メモリアルな1尾、おめでとうございます!!
しかしカッコイイ魚体ですね!!
一度は釣ってみたいものです