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ヒデはやしの部屋 Vol.9[夏のプチ青物攻略〜裏技編〜]

うだるような猛暑のなか、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

炎天下に過酷なディゲームを楽しんでいるみなさま同様、自分も黒こげ状態。

狙いはショアからのプチ青物
イナダ・ソウダカツオ・ショゴetc・・・。

なにも考えずにスコーンッとジグをカッ飛ばし、ガッツンガッツンしゃくり倒す・・・
そんな体力まかせのスタイルも嫌いじゃないですが、必ずしも通用するとは限らないのが海のゲーム。

隣の弓角師が入れパクなのに、自分のジグにはバイトすらなし・・・。
そんな寂しい経験はありませんか?

そんな時、ちょっと覚えておくと役立つ裏ワザを今回はご紹介したいと思います。

◇スライトエッジ90◇
?魚が沈んでいるとき
スライトエッジ90のフックをシングルアシストフックに換装。
もちろん悪魔の“ヒゲもやし”も遠慮なく装着してください。敵は小さいといえ、視力の良い青物。遠慮は禁物、シラスなど小さなベイトを捕食しているときに非常に効果が高いのです。

通常のジグの釣りがリフト&フォールの縦の釣りだとしたら、バイブレーションは各レンジを探る横の釣り。もちろん、得意の音速リトリーブでガンガン早巻きするのは王道ですが、これだけではワンパターン。ストップ&ゴー、ジャーキングによるスライドアクション、さらにシェイキングリトリーブとあらゆる変化球を試すと意外とヒットしてきます。そのために同じアクションで通さずに頻繁にアクションを変えてみるのが数多くバイトを引き出すコツです。

?魚が浮いているとき
バイブで少し深いレンジを攻めているときに突如ナブラが・・・。
このありがちなシチュエーションに遭遇したらどうしますか?
このとき、魚は水面にベイトフィッシュを追い詰めて激しく捕食してます。
あわててジグに付け替えても反応がない・・・それはレンジかシルエットの大きさがあってない時です。
ここで本来は小さなジグやトップウォータープラグにつけかえて水面でぴちゃぴちゃやるのが効果的なのですが、いかんせん飛距離がでません。

そこでおススメしたいのがスライトエッジの逆さ付け

瞬時にスナップをテールアイに装着、フロントアイのシングルフックがヘッド側にたなびくこのモードはジグなみの圧倒的飛距離をたたき出します。

タダまきではプリプリと水面直下を泳ぎ回り、早巻きでショートトゥイッチを入れると水しぶきをあげてペンシルベイトのようにのたうつのです。

シングルアシストにしてあるので全方位からのバイトにも対応するうえ、ヒゲもやしが逃げ惑うシラスを演出。スキップバニーにしか反応しない気むずかしい個体も狩猟本能をゆさぶられ、思わずリアクションバイトしてしまうのです。

トップを持ってなくてもジグを持ってなくても遠くのナブラを直撃できる、お手軽メソッド。
それがスライトエッジの逆さ付けなんです。

みなさんもぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?