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ヒデはやしの部屋Vol.24 アストレイアの使い方

みなさん、こんにちは。
今回はようやく発売された新型ミノーアストレイア99F−SSRの使い方のご紹介です。

まず、このミノーの特徴ですが・・・。

?セミサスペンドに近いスローフローティングの比重

?早巻きではウォブリング5:ローリング5で40〜60cmぐらいのレンジ。

?スローではウォブリング2:ローリング8で20〜30cmぐらいのレンジ。

といったカンジ。
この特徴を前提にヒデ流の使い方をご紹介いたしましょう・・・。

1:広範囲をサーチ=ミディアム〜やや早巻き

まずはフィールドについてやることといえば・・・。とりあえずフルキャスト。

思いのままにカッ飛ばしていただいて、着水と同時にグリグリ抵抗を感じながらミディアム〜ファーストの速度域でリトリーブ。

このとき、ルアーがブリブリとテールを振っている感触が伝わるか伝わらないかの速度域に徐々にスピードダウンします

速度が上がると・・・ブリブリブリ・・・。
速度が下がると・・・フルフルフル・・・。

この速度の境界線を覚えたら、各方面に投げまくってください。
ここで潮の流れが強いところではさらにブリブリと抵抗感が増し、流れから飛び出したらフルフルと弱くなるのが分かるワケです。そこが流れの変化するところ=すなわちシーバスのフィーディングゾーンなのです。暗闇のなかで、ここが分かればチャンス増大。まずはこの潮目を徹底的にリサーチしましょう。

2:食わせのマイクロフラッシング=スローリトリーブ
次に潮目を見つけたらじっくりソコをスローリトリーブで攻めたおします。
アップ→クロス→ダウンの順で徐々に立ち位置を変えながら、じっくり探っていきます。

このとき流れの強いところを探っていき、そこからルアーが流れから外れた瞬間がチャンス。
ブルブルッと強波動のあとにフルフルっと弱々しい感触が伝わってきたらそれを繰り返すことで、無駄なところをリトリーブする必要がなくなります。いわゆる美味しいゾーンを繰り返すことで短い時合を有効活用できるのです
ドムっという重量感あふれるバイトが伝わってきたら、一呼吸おいてガッチリフッキングに持ち込みましょう。

3:スレが促進したら=クイック&スロー
スローなタダ巻きで何本か引き出したあと、ショートバイトが続いたり、バイトが遠くなったら試していただきたいのが、クイック&スロー

今までは流れの強弱でブルブル→フルフルとアクション変化が発生していたのを、今度はアングラー側の操作でこのアクションを発させます。

方法は簡単。
リールをグリグリッと1〜3回転ぐらい早巻きで巻き込み、そのあとに止めずにゆっくりとデッドスローを1〜3回転混ぜるだけ。

早巻きでルアーがブリブリっとアクションし魚に気づかせ、そのあとのデッドスローのフルフルアクションの時にガツンとバイトを誘発するのです。

このときにフローティングやシンキングでルアーが急激に浮き沈みしてしまうと吸い込み軸がズレてしまう事が多くなります。ルアーは口の中に吸い込まれにくく、上あごや下唇の先端の硬いところにフックが当たってしまい、うまくフッキングに持ち込むことができません。そのあたりも考慮してエクリプスチューンでSSP仕様を出してきたのですが、今回のアストレイアもその最先端の理論から設計されてます。

ここまでまずは基本的な使い方をご紹介させていただきました。
今後マニアックな使い方もご紹介するかもしれませんが、皆様も色々な使い方を探してみてください!

これからのシーズンこのアストレイアを駆使してぜひランカーを仕留めていただければと思います。