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[テスターレポート]本田晋一郎Vol.3 貴重な一尾

石川県の本田です。

金沢周辺のサーフでヒラセイゴが釣れました。

ヒラセイゴで釣果のレポート書くのかと思う人も多いと思います。
しかしこの小さなヒラセイゴには大きな価値があるんです。

一昔前までヒラスズキの北限は石川県の能登半島といわれてました。
石川県は能登地方・加賀地方と、北と南に分けられています。
能登より南に位置する金沢周辺の加賀地方の海岸線は、ほとんどサーフしか無くヒラスズキの釣果はほぼ有りませんでした。

しかしここ数年、海の状況の変化により能登や福井の磯でもランカーに近いサイズのヒラスズキが釣れたり、石川県よりも北にある富山県や新潟県でもヒラスズ キが釣れたという話や定置網に入っていたという話を良く聞くようになり、今年は、サーフでもヒラスズキが釣れないかと調査に通ってみました。

冬・春は水温が低いせいかマルスズキしか釣れませんでした。

そして梅雨に入り水温も上がった7月、久しぶりにサーフへ足を運んでみました。
その日は少し波もありテトラポットの周りににサラシが広がる状況。

サラシの中にドリフトペンシル90をキャストし、流れに乗せながらゆっくり巻いてくると小さなアタリがあり、サイズも小さかったので一気に寄せてきてシーバスの姿を見た瞬間、『ヒラ』と確信!!

一気に興奮し小さなヒラセイゴですが手が震えました。
正直なところ石川県のサーフでのヒラスズキは、ほとんど前例がなかったので結果を出すのに最低3年は掛かるかなと思ってたので、こんなに早く釣れてすごく嬉しかったです。

偶然釣れた小さなヒラセイゴかもしれませんが確実に石川のサーフにも存在していることが確認できたので、これからサーフでのヒラスズキゲームの確立とサイズUP目指して頑張りたいと思います。