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【ニンベン修行記】vol.10 アストレイア127Fハイビート

アストレイアシリーズの4番目として誕生したアストレイア127Fハイビート

シリーズの歴史の講釈は後にするとして、今回は2014年8月下旬に発売予定のこのルアーの特徴について


上からアストレイア99F-SSR127F-SSRアストレイアシャロー99Fアストレイア127Fハイビート

まずは外観。
アストレイアの系譜を受け継ぎ、多面フラットサイド構造を採用。細かいフラッシングを発生しチェイスしてきたシーバスのにスイッチを入れるのに一役買っています。

また127Fハイビートは127F-SSRと比較すると、テール部分が若干太くなっています
これにより浮力を増やし、ウォブル系のアクションを出しやすくしています。そして「浮力が増す=ウェイトを積める」。事実、127F-SSRが18gなのに対し、127Fハイビートは18.5gと0.5g増量しています。

次は飛距離。
アストレイアシリーズは「飛ぶ!」「安定している!」とお褒めの言葉を頂きますが、127Fハイビートももちろん同様です。空気抵抗を計算したボディ形状とウェイトバランスがもたらす飛行姿勢が、安定した飛距離を叩き出します。ストレスを感じさせないキャストフィールを実現しています。

そしてレンジとアクション。
レンジは0〜30cmとアストレイアシャロー99Fとほぼ同等ですがアクションは別物。アストレイアシャロー99Fはロールが強い、「喰わせアクション」なのに対し、127Fハイビートはウォブンロールを発生。弱々しいシャローランナーが多い昨今では少ない、ちょっと強めのアクションは広範囲の魚へのアピールできるのはもちろん、アップストリームやデッドスローなどの低速域でもヨタヨタとアクションしてくれます。

1.最初は127Fハイビートでシーバスの活性をチェック
2.渋い場合はアストレイアシャロー99Fで、サイズとアクションを抑える…
3.レンジを入れたい場合は99&127のSSRに…
といった具合にアストレイアのローテーションが見えてきました。

さらに、127Fハイビートは速巻きするとブリブリと水押しの強いアクションを発生します。6月の福井取材では雨後の濁りの中、デイゲームで小型ながら反応してくれました。

7月の宮城取材でもデイゲームで中型を連れてきてくれました。

最後にカラー。
進化し続けるエクリプスのカラーラインナップ。定番カラーはアイテムの特性を考慮して、同じカラーでもホロが違ったりベリーに色が付いていたりと微妙に違いがあったりします。
例えば#02チャートパール。

アストレイア127Fハイビートでは透けパール+クリアホロでオレンジベリーを採用。下から見上げる魚に点滅効果を付与しています。

そして人気上昇中の#94ダブルチャートクリア。

本カラー考案者の福井の岡崎氏のアドバイスを取り入れ、テールのオレンジの延長と追い星を追加した。

さらに新色#122ブラックミラージュ。

上級者が好むブラック系が満を持して登場。シルエットがハッキリ出るブラックをベースに、テールにかけてクリアになっていくミラージュパターンを採用。アピールのブラックに、クリアマグマの艶めかしい生命感とベリーのゴールドラメがアクセントとなり、追尾してきたシーバスに口を使わせるハイブリッドカラー。


 膨張色のホワイト+グローのシルクミラージュとは正反対のアピールカラーの登場です。初回限定の少量生産なので興味のある方は店舗様にお問い合わせください。

秋のハイシーズンで使うのが今から楽しみで仕方ないです♪
8月下旬に店頭に並んだ際は是非、手に取って見てください。