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[テスターレポート]前田泰久Vol.12 エクリプスバイブレーション使い分け

こんにちは。
東京湾奥の前田です。

今回は河川のデイゲームで多様するバイブレーションのお話。
ご存知の通りエクリプスは業界でもトップクラスのバイブレーションラインナップを誇り、エクリプスチューンまで含めると全12種。

その中で僕が河川のデイゲームで多様しているのは
バリッド70HWアサルトカスタム
パワースライト85
パワースライト85ハイビート
の3種。
この3つのルアーの僕なりの使い分けを紹介したいと思います。

3つのなかでは一番波動の強いバリッド70HWアサルトカスタム
波動の強さからサーチベイトとして使用していく他、僕はアクション変化を利用した変則リトリーブを多様しています。

バリッドはパッケージのSWICHの名のとおり低速でタイトピッチロール、リトリーブスピード上げるとウォブリングに変わるので、そのアクションの変化を利用し魚が着いているピン周りなどでリトリーブスピードを変化させてあげると、波動の変化とフラッシングの変化でタダ巻きを見切る魚にスイッチを入れてくれます。

次はパワースライト85
先攻者多数のハイプレッシャーエリアでは、やっぱりスライトシリーズが活躍してくれます。回遊待ちやリアクションの釣りなら鉄板バイブの強い波動が効くことが多いのですが、地形やエリアに居着いた魚はそう簡単に口を使ってくれない事が多く、強い波動のルアーだけでは苦戦を強いられる事も。

強い波動を嫌がり、スリットやブレイクのボトムに張り付いた魚に口を使わせるには
・流れに負けず魚のレンジに入る事
・スローリトリーブでも泳ぐ事
・魚を刺激しすぎない弱めのアクション

この3つの要素は不可欠。
パワースライト85はこの3点をクリアしてくれている為、先攻者が叩いた直後でも結果を出してくれる事が多いですね。ハイプレッシャーエリアで先攻者に差をつけられる心強いアイテムです。

そしてパワースライト85ハイビート
細身のシルエットに軽い巻き抵抗。
パワースライト85の使い勝手をそのままに『軽快な操作性』を手に入れたハイビート。
3グラムの軽量化により強い流れの中でもキレのあるダートが出来るようになった他、流れに乗せた時のレンジコントロールがしやすくなっています。魚のレンジや水深に応じてノーマルタイプと使い分けていくと、攻略の幅が広がります。

先月の事ですが増水したシャローのピンにパワースライト85ハイビートを流し込む作戦が成功し、沈黙するフィールドから見事にランカークラスを引っ張り出してくれました。

もうすぐ秋のハイシーズンが始まります。
皆さんもお気に入りのエクリプスルアーで、楽しい釣りをしてくださいね。