みなさん。こんにちは。
連日寒い日が続いてます。
東京湾も一年で一番厳しい時期、真っ只中。まだまだ水温も低いため、シーバスの活性も低いものも仕方ありません。
この時期の特徴として産卵から帰ってきたいわゆる「アフター」の個体が多くなっていることもあり、体力的にも最盛期にくらべると衰弱している状況。
捕食する際に無駄にエネルギーを使わない関係で、ルアーを追尾する距離も短く、また吸い込みも弱々しいため、海藻がひっかかったようなモタれるバイトも多いのがこの時期の特徴です。
これを詳しく見ていくと、通常のゴンッという明確なバイトは魚がルアーを咥えてから反転することでその衝撃が伝わってくることから発生するのですが、この時期のモソッとした感触の後、ただ重くなるだけのバイトは咥えて反転せずにそのままでいる状態なのです。
ここでビックリアワセをしてしまうと、口先でつまむようにルアを咥えているだけに、フックが口の先端の硬いところに当たって貫通し辛く、バラシやすいのです。
この時の対処法としては、
?バイトがあってもアワセないでそのままジワジワとリールを巻き続けてください。
?途中で魚がイヤイヤしてようやく反転してから、大きくロッドの角度をつけてフッキング。
?こうすることで口の横のカンヌキにしっかりとフッキングすることが可能なんです。
この一連の動作の際にバイトをはじかずに、魚に違和感を与えない柔ら目のティップのロッドが必要不可欠となります。スピードハウンド93MLLはシリーズの中でこの『ノセて掛ける』ということを追究したモデルです。1〜3月のこの低活性なシーズンであるがゆえにその真価を発揮します。
「バイトがあるのにノらない」
「掛かってもバレる」
そんな時には少し柔らかめのロッドを使って、巻きアワセ。
これがバラシを防ぐコツになります。
気になる方はぜひお試しください。