徳島の村本です。
ゴールデンウイークに渇水の河川で釣行した時のレポートです。
流れの筋で定位置でしか捕食しないシーバス。
当然ライズ位置も同じ場所。
時折尻尾まで出して捕食してるのに、ミノーを通しても見向きもしない。
トップだとミスバイト。
かなり叩かれているようで賢いシーバス。
こんな事に出会ったことがありませんか?
僕はちょくちょく遭遇してまして、こんな賢いシーバスをヒットに持ち込むメソッドのお話です。
使うのはエクリプスとタックルハウスがコラボしたTKLMのSSPかアサルトカスタム。
エクリプスは過去にTKLMと3回コラボしているが、それぞれが設定が違うのがまた面白い。
初回はオリジナルのTKLM”9/11″にエクリプスカラーとSP-MH#4を装備したモデル。オリジナルのTKLM”9/11””と同じ感覚で使用できる。
2回目はTKLM90SSP。サスペンドモデルのTKLM”9/12.5”にエクリプスカラーとSP-MH#4を装備したモデル。1.5gの増量で水に漂うような馴染むような浮力になっている。
3回目がTKLM90アサルトカスタム。オリジナルのTKLM”9/11”に#4リングとSP-MH#3を装備したモデル。リングとフックを大型化する事で大型対策になるのと浮力を調整している。
立ち位置はライズしている場所の斜め上流側45度くらい。
1.ライズの奥5〜6mの斜め上流にキャスト。
ライズしている場所にルアーが落ちると喰わなくなるので注意してください。
2.サミングしてソフトに着水させます。
コレ重要です!サミングすることでラインが張った状態で着水できます。スプールエッジ付近に人差し指か中指をスプールエッジに触れるか触れないように添えればスピニングでも簡単にできます。
3.直ぐにスローリトリーブを開始。
4.ライズ付近に来たところでリトリーブストップか超デッドスローにします。
止めるのはほんの数秒。当たらなければ再びリトリーブですが、ライズ位置に入ったら食う奴は直ぐ食います。ライズ位置からズレたら狙い直しです。
スローリトリーブからストップもしくはデッドスローにする時に、多くのミノーが浮いてしまい水面に出てしまいます。ところがTKLMのSSPやアサルトカスタムは水面から数?〜10cmくらいの良い位置にいるんですよ。この絶妙な水に馴染む浮力設定が非常に効くんです。水面直下をフラフラと言うかヨタヨタと言うか、良い感じに弱ったベイトそっくりなんです。潜らす深さはロッドの角度で多少調整出来ます。
アタリは小さく「カン!」と出ます。
そのアタリをフッキングさせて下さい。フッキングさせないと、ルアーを吐き出されるかエラ洗いでフックアウトされてしまいます。
あと、ラインはPE1号以下、リーダーも16lbか20LBと細めを使った方が感度も良く、流れの抵抗を受けにくいのでオススメです♪
で、キャッチしたのが下の写真です。
見事に頭から丸呑みですが、フックは口の中に1本しか掛かってません。
後ろのポイントを見ても弱めの流れでしょ。70中盤ですが狙って取った1本です。
TKLM90SSPが見事に吸い込まれてます。
今回ええ仕事してくれたTKLM90SSP
2本目もキャッチ。60台とサイズはダウンしましたが、同じパターンです。
やはり渋い・・・。テールフックがギリギリのフッキング。
僕は常にルアーボックスにエクリプスコラボのTKLMが別々のカラーで3個入っています。
カラーは状況によりその都度入れ替えすることがありますけど。
定位置でのライズがあって、ミノーを引いても反応が無い時にお試しあれ(^^)/